
業務用エアコンの気になる臭いの原因と対処法を詳しく解説
公開日:2021.05.20 最終更新日:2023.02.24
この記事では、業務用エアコンで発せられる嫌な臭いの原因と対処法を解説します。
業務用エアコンから異臭がするとお困りの事業者様は、ぜひご一読ください。
臭いの原因①室温が高い場合
業務用エアコンの使用中に臭いが発生する原因として、まず挙げられるのは室内の温度が高い場合です。
室内の湿度が高い状態で業務用エアコンをつけると、生乾きのような臭いが発生することがあります。
このような臭いが発生する原因は、エアコンを運転した時に熱交換器に結露が発生するためです。
エアコンは室内の空気に含まれている湿気を吸いこんで運転しているため、湿度が高いとエアコンの内部にある熱交換器に結露が発生します。
結露は熱交換器により温められ、結果、生乾きのような臭いを帯びた空気が送風されるという仕組みです。
湿度による異臭を抑える対処法
すぐにできる異臭の対処法としては、ドライ運転を行うことです。
ドライ運転は、室内の湿気を除去して快適な空気にする機能です。
機種によって異なるものの、ドライ運転を行うことで根本的に室内自体の湿度を下げることができます。
また、結露の入れ替えを行うことも一つの手段です。
業務用エアコンは結露がある程度受け皿に溜まると、ポンプで上に引き上げる仕組みになります。
その水が中途半端に止まって停滞すると湿気の原因になるため、人のいない時間帯に冷房で設定温度を最低にして窓を開け放っておきましょう。
一時間程度実施することで、停滞を解消できます。
臭いの原因②室内の空気が滞留している場合
二つ目の原因としては、室内の空気が滞留している場合にも異臭が起こることがあります。
業務用エアコンは室内の空気を循環させて送風しているため、室内自体が臭う場合はいくらエアコンを稼働させても臭いは消えません。
普段室内にいると気にならないかもしれませんが、室内の空気が停滞している場合にエアコンをつけると悪臭の原因となります。
また、天井型の業務用エアコンだと部屋の空気だけではなく天井裏や壁裏などの空間の空気を吸い込むこともあります。
空気の対流による異臭を抑える対処法
対処法として一番効果的なのは、室内の空気を換気することです。
室内の空気を入れ替えてから業務用エアコンを稼働することで、異臭を抑えられるでしょう。
また、天井裏や壁裏の空気を吸ってしまっている場合は根本的な掃除が必要になるため、室内の空気を換気しても解決しない場合は業者に相談しましょう。
場合によっては臭いを除去するフィルターなどのオプションを取り付けられるので、環境改善が難しい場合は導入するのもおすすめです。
業務用エアコンの臭いを抑えるためには換気をして適切な湿度にすること
以上、業務用エアコンの臭いの原因と対処法を解説してきました。
業務用エアコンの臭いの原因には、室内の環境が関係しています。
換気や湿度管理を行っても解決しない場合は、業者に相談するほうがよいでしょう。
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!





