エアコンの暖房効率を上げるために押さえたい2つのコツ
公開日:2021.05.20 最終更新日:2024.07.12
本記事では、冬の室内で暖房を効率よく使用する際のポイントをわかりやすく解説します。
暖房は効率的に使用できるかによって節電効果も大きく変わります。
冬場に暖房の効率が悪くなる理由
冬場に暖房の効率が悪くなる主な理由としては、暖房の設定がよくない場合や湿度などが関係します。
夏場にエアコンを冷房として設定した内容のまま暖房を使うと、空気の循環が悪くなり効率よく室温を温められません。
また、冬場は外気温も湿度も低くなる傾向になるため湿度管理も重要になります。
特に寒い地域であれば、室外機に雪や結露が入り込んで故障の原因にもなります。
関連記事:冬場にオフィスで暖房を使用する際の2つの注意点と効率よく使うコツ
冬場に暖房を効率よく活用するポイント
冬場に暖房の効率が悪くなる原因はさまざまですが、すぐにできるポイントとして今回は以下の2点を紹介します。
- 空気の流れを作る
- 温度と湿度をコントロールする
それでは早速それぞれのポイントについて、詳しく解説していきます。
ポイント①:空気の流れを作る
効率よく暖房を使用するためには、エアコンの風向きを上にするのは逆効果だといわれています。
冷たい空気は下へ下がり、暖かい空気は上に上がるという特性があるため、暖房の吹き出し口は下向きにしておくと効率よく部屋を暖められます。
具体的には、吹き出し角度は水平に対して60度以上で下向きにするとよいでしょう。
また、エアコンから吹き出される温風をいち早く室内に循環させる方法として役立つのが、シーリングファンやサーキュレーターです。
シーリングファンやサーキュレーターは、効果的に空気の流れを作るために効果的です。
シーリングファンの特徴
シーリングファンは天井に取り付け、大きな羽で空気を攪拌します。
室内上部に留まりやすい温かい空気を循環させることで、室内の温度を一定にし快適な室内空間を実現することができます。
サーキュレーターの特徴
サーキュレーターはシーリングファンと比較して羽が小さく、局所的な強い風を起こすことができます。
サーキュレーターを下から上に向かうようにセットすることで、室内上部に留まる温かい空気を循環させて暖房効率をアップさせることが可能です。
ポイント②:温度と湿度をコントロール
人が温度を体感する重要なものとして、湿度が深く関わります。
特に冬場のような乾燥しやすい季節は、より人は暖かさを感じにくくなります。
そのため温度と湿度を両方をコントロールすることが、室内の暖房効率を高めるポイントになります。
暖房を活用すると同時に、加湿器などで部屋の湿度を上げておくと効率よく暖房を扱えます。
最近では熱と共に水蒸気を発生させる製品も増えているので、温度と湿度をコントロールできる機能が搭載されている製品を選ぶこともおすすめです。
効率よく暖房を使うためにも送風口は下に向け湿度コントロールをする
以上、冬場に暖房を効率よく使うための2つのポイントを解説してきました。
暖房のように暖かい空気を送風する際は、送風口を下に向けて人のいる場所を温めることが重要です。
また、乾燥しやすい冬場に湿度コントロールをすることで、暖かさを感じさせるだけでなく感染予防にもつながります。
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
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