
業務用エアコンの効きが悪い時に考えられる要因と解決方法
公開日:2021.05.20 最終更新日:2023.03.23
本記事では、業務用エアコンの効き悪いときにチェックしておきたい室外機と室内機のポイントを解説します。
業務用エアコンの効きが最近悪くなったと感じる事業者様は、ぜひご一読ください。
業務用エアコンの効きが悪いときにチェックすべき室内機のポイント
業務用エアコンの効きが悪いときに考えられる要因は、室内機・室外機それぞれにあります。
室内機でチェックすべきポイントは、大きく2つあります。
- 業務用エアコンの動作が正常か
- ホコリやカビが溜まっていないか
ポイント①業務用エアコンの動作が正常か
業務用エアコン室内機のチェック方法の1つとして、まずエアコンが正常に作動するかを確認しましょう。
弱中強のコントロールが可能か、設定温度は変更できるか、風はきちんと吹き出すかを実際に動かしてみましょう。
また、運転モードが送風のみになっていると、当然ながら室温は下がりません。
風向きについても天井方向や極端な下向きなどになっていると、空気が上部や床下に滞留してしまい室内が適温になりません。
近年の業務用エアコンは集中制御のものが多く、システムが壊れているケースもあります。
エラーコードや電源の有無などで確認し、電源が入らない場合には業者に修理を依頼しましょう。
ポイント②ホコリやカビが溜まっていないか
業務用エアコンの内部にホコリやカビが溜まっていると、正常に動作しない場合や異臭などの原因になります。
定期的にフィルターを交換したり、内部の触媒ガスをチェックしたりすることも忘れてはいけません。
シーズンになる前に業者へと依頼し、チェックと整備を済ませておけば、もしもの時にも安心です。
フィルターは必ず定期的に清掃が必要なので、可能であれば期限を決めて、チェックと掃除をするようにしましょう。
関連記事:業務用エアコンの定期点検義務とは?
業務用エアコンの効きが悪いときに確認したい室外機のポイント
業務用エアコンは室内機だけでなく、室外機に異常がある場合にも効きが悪くなることがあります。
室外機の確認するべきポイントは、以下の2点です。
- 吹出口前が塞がっていないか
- 直射日光が当たっていないか
ポイント①吹出口前が塞がっていないか
業務用エアコン室外機の吹き出し口には、十分なスペースが必要です。
室外機からは暖かい空気が外に放出されるため、送風口に物が置かれていると冷却効率が悪くなります。
物が置かれていることにより室外機が熱を持ってしまうと、上手く排熱できなくなることもあるのです。
しっかりとしたクリアランスがあるかを確かめ、吹き出し送風口の前に物が置かれている場合は移動させましょう。
また、吹き出し口に枯葉やゴミなどが溜まっても同様のことが起こります。
室外機の外観を確かめ、異常があったら速やかに対処するようにしましょう。
ポイント②直射日光が当たっていないか
夏場であれば特に外気温が高く、日差しが強い場合には室外機が耐久温度以上の熱を持ってしまうこともあります。
室外機の温度が上がると熱交換効率が下がってしまう可能性もあるので、室外機は日陰になる場所に設置するべきといえるでしょう。
もし室外機が日陰に設置されていない場合は、室外機周辺にひさしを作ることで温度上昇を抑えられます。
可能なら、夏場を迎える前に室外機をチェックして設置場所が悪ければ業者に移動を依頼するとよいでしょう。
業務用エアコンの効きが悪いときは室外機の場所を確認し機器に異常がないかを確認する
以上、業務用エアコンの効きが悪いときに実践すべき室内機と室外機のチェック項目を解説してきました。
業務用エアコンは室内機と室外機に分かれているため、それぞれに異常がないかを確認する必要があります。
夏場や冬場のハイシーズンになる前にチェックを行い、異常があれば早めに業者に相談することも重要です。
セルフチェックをしても改善しない場合は、ぜひEMEAO!にご相談ください。
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
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