シーズン前に業務用エアコンの試運転で確認したい項目
公開日:2021.05.20 最終更新日:2024.07.12
この記事では、業務用エアコンを本格稼働する前に試運転を行った方がいいワケについて解説します。
これから業務用エアコンの運転を本格化しようとお考えの事業者様は、ぜひ参考にしてみてください。
業務用エアコンを使用する前に試運転を行うべき理由
業務用エアコンを新たに導入したとき、または本格的なシーズン前には試運転を行いましょう。
試運転をしたほうがいい主な理由として、以下の2点を詳しく解説します。
- 故障している可能性があるため
- すぐに修理対応をしてもらうため
理由①故障している可能性があるため
業務用エアコンは、長らく稼働していない間に機器自体に異常が起こっている可能性があります。
いざ本格的に稼働しようとしても、気づかないうちに故障していたという事にもなりかねないので必ず試運転を行いましょう。
また、業務用エアコンの故障は専門業者に修理してもらう必要があるため、場合によっては数日~1週間待たされることもあります。
試運転をしないまま本格的な夏や冬を迎えた場合、熱中症の危険性や健康被害に発展する可能性もあるので、事前に業務用エアコンの状態を確認しておきましょう。
理由②シーズン中は修理業者に対応が遅れるケースが多いため
業務用エアコンの修理業者は、夏場や冬場になると問い合わせが殺到するためすぐに対応できないケースが多々あります。
実際、業務用エアコンの点検や修理依頼は、本格的に使い始める7月に集中しています。
一方、気温が上昇する前の4月頃ならまだ問い合わせ件数が比較的少なく、スムーズに予約できる可能性が高いです。
故障などの際にすぐに修理してもらうためにも、試運転は早めに行いましょう。
業務用エアコンの一部のメーカーでは、24時間365日受付をしておりAIで故障診断を受けることもできます。
また、長く使っている業務用エアコンの不具合が見つかった際には、買い替えの検討も選択肢のひとつです。
古い業務用エアコンは修理しても再び故障する可能性が高いので、買い替えたほうが安く済むこともあります。
業務用エアコンの試運転でチェックすべき項目
業務用エアコンの試運転は、ただ運転をするだけでいいのではなく、いくつかのポイントを確認する必要があります。
業務用エアコンを試運転する際にチェックするべきポイントは以下のとおりです。
- 冷風が出ているか
- 異常を知らせるランプが点灯していないか
- 室内機から水漏れしていないか
- 異音や異臭がしていないか
業務用エアコンを試運転する際のポイントは、冷たい風が出て部屋を冷やせているかどうかです。
リモコンを使い、冷房にして設定温度を低くしたら30分ほど業務用エアコンを運転させましょう。
また、暖房やドライ運転にした際に異臭や異音がしていないか、異常を知らせる表示がされていないかなどを確認し置く必要があります。
室内機だけでなく、室外機も問題なく動いているかもチェックポイントです。
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以上、業務用エアコンの試運転を行うべき理由とチェックポイントを解説してきました。
オフシーズンなどで業務用エアコンを長期間使わない場合、知らないうちに故障している可能性もあります。
本格稼働してから故障に気づいても業者が対応できない可能性も多々あるので、事前に試運転で業務用エアコンの状況を確認しておきましょう。
万が一、業務用エアコンの試運転で問題が見つかった場合は、ぜひEMEAO!にご相談ください。
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
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