ダクトの概要とダクト掃除をしなければならない3つの理由
公開日:2021.06.17 最終更新日:2024.05.14
このコラムでは、ダクトの概要とダクト掃除をしなければならない3つの理由について解説します。
清掃が必要なダクトの種類や、ダクト清掃の必要性について知りたい事業者様は、ぜひご一読ください。
ダクトとは
ダクトとは、室内に空気を取り込んだり、室外に空気を排出するための通り道となる管のことを指します。
清掃が必要なダクトは、大きく分けて「排気ダクト」「空調ダクト」「換気ダクト」の3つに分類されます。
それぞれ使用目的が異なるので、設置場所や清掃が必要な状態を確認していきましょう。
排気ダクト
排気ダクトは、飲食店の厨房や食品工場などに設置されており、調理中に発生した煙や水蒸気を屋外に排出します。
排気ダクト内は油脂が付着しやすいので、下記のような場合は清掃が必要な状態です。
- 排気口から油がたれている
- 変な音がする
- 煙を吸い込まない
空調ダクト
空調ダクトは、空調設備から取り入れた室外の新鮮な空気を調整・循環して、快適な空気を室内へ届ける役割があります。
主に、ビルや病院などの大型施設に使用されています。
以下のような場合は、空調システムが機能していないので清掃が必要です。
- カビの臭いがする
- 雑巾のような臭いがする
- カビやほこりが飛んできた
換気ダクト
換気ダクトとは、台所やトイレ・浴室などにある換気扇から、屋外へ空気を排出する役割があります。
目に見える部分だけを掃除しがちな換気設備ですが、下記のような場合はダクト内の清掃が必要です。
- 排気口周りの外壁が黒くなる
- 変な音がする
- 室内のほこりやカビの発生が多い
ダクトの清掃が必要な3つの理由
目に見えないダクト部分を定期的に清掃する必要性は以下の通りです。
- ダクト火災を防ぐ
- 臭いや健康被害を防ぐ
- 節約に繋がる
それぞれの詳細について確認していきましょう。
ダクト火災を防ぐ
ダクト火災とは、飲食店などの厨房に設置されている排気ダクトの汚れが原因で起こる火災です。
排気ダクト内には、油脂やほこりが多く付着しているので、調理火などが引火して火災が発生する危険があります。
臭いや健康被害を防ぐ
ダクト内の清掃を怠ると、発生したカビやほこり・害虫などが空気中に広がり、汚れた物質が体内に入ります。
さらに、カビ臭や菌が繁殖した臭いが充満してしまうので、定期的に清掃を行いましょう。
節約につながる
ダクト内が汚れていると、ファンに負荷がかかり電気代が高くなったり、故障による設備交換の費用がかかります。
スムーズにダクトが機能することで省エネになり、ランニングコストをおさえることへと繋がります。
ダクト清掃を定期的に行いトラブルを防ごう
以上、ダクトの概要とダクト掃除をしなければならない3つの理由について解説しました。
ダクトの清掃は火災発生・健康被害を防ぎ、ランニングコストをおさえることに繋がります。
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この記事を書いた人
編集部員 城下
EMEAO!編集部員の城下です。雑誌編集者と人材コーディネーターの勤務経験を生かし、現在はWebコンテンツの作成を担当しています。業者選定ガイドでは真っ白でクリーンな情報を届け、皆様にとって有益な知識の溢れるお城となるようなメディアを目指します。よろしくお願いします!