2019.08.29

デジタルサイネージの価格相場は?初回購入の際の費用の詳細を解説

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編集部員 河田

編集部員の河田です。編集プロダクションでの書籍編集の経験を経て、現在はEMEAO!のWebコンテンツ編集・執筆とお客様へのインタビューを担当させていただいています。日々、コツコツと皆さんのお役に立つ情報を発信していきます!よろしくお願いします。

※この記事は2020年5月29日に更新されました。

より多くの顧客を獲得するために、画像や動画を大画面で映し出し歩行者の目を引き付ける“デジタルサイネージ”による宣伝を考えている事業者様も多いことでしょう。
そこでまず気になるのが「導入にかかる費用」についてですよね。

そこで今回は、デジタルサイネージ導入にかかる費用相場についてEMEAO!が徹底調査し、それぞれの機材ごとにまとめました!
※なお本記事は「機器の購入」を前提としております。

本記事監修のご紹介

本記事は、EMEAO!提携の優良デジタルサイネージ取り扱い業者様であります株式会社JPクリエイト様にご監修いただきました。

会社名 株式会社JPクリエイト
所在地 京都府京都市中京区釜座22-5F
事業内容 デジタルサイネージの販売・レンタル・リース、コンテンツ制作

株式会社JPクリエイト様は、2012年に創立された総合広告代理店です。デジタルサイネージ事業においては、ディスプレイの取り扱いからコンテンツ制作まで対応可能。屋内用・屋外用ともに豊富な商品ラインナップがあり、全国に7,000枚以上のデジタルサイネージの設置実績があります。顧客の層は町の中華料理店から海外アパレルブランドまで幅広く、その豊富な経験から最適なプランを提案しています。

デジタルサイネージをはじめて購入する際にかかる費用とは

デジタルサイネージの初期費用を把握して円滑に導入しましょう

デジタルサイネージを購入・利用開始するためには、大きく分けて以下の5つの費用が発生します。

デジタルサイネージ利用開始までにかかる費用の内訳

  • ディスプレイの購入費用
  • 放映するコンテンツの制作費用
  • コンテンツ再生機器の購入費用
  • CMS(配信を管理するシステム)導入費用
  • ディスプレイを設置する工事費用

それでは、5つの費用、販売価格の相場についてそれぞれくわしく解説していきます。

導入費用①ディスプレイの購入費用・販売価格の相場について

デジタルサイネージの有効活用には映像を映し出すディスプレイの用意がまず必要になります。

「動画や画像を映すのだから、家庭用のテレビやパソコンのディスプレイを使えるのではないか?」
と、専用ディスプレイの必要性に疑問を持つ方ももしかしたらいるかもしれませんがこれだと失敗してしまいます。
家庭用のディスプレイをデジタルサイネージに使用すると、光を反射しやすくて見えにくかったり、屋外に置くと雨やほこりですぐに故障してしまうという問題が発生し広告・宣伝活動どころではなくなってしまいます。

一方、デジタルサイネージ専用のディスプレイは広範囲から見やすいように視野角が広く設計され、光も反射しにくく、屋外用であれば防水や防塵がほどこされている製品がほとんどです。
そのため、家庭用に比べると費用は高くなりますが、やはりデジタルサイネージ専用のディスプレイを購入する必要があります。

デジタルサイネージの選び方を失敗しないようにこちらの記事もチェックしましょう。

店頭に置くスタンド型ディスプレイの相場と、壁掛けモニター型ディスプレイの相場はそれぞれ以下になります。

スタンド型ディスプレイは、ディスプレイのサイズと屋内用か・屋外用かで料金に幅が出ます

スタンド型ディスプレイの料金相場表

壁掛け型ディスプレイも、屋外用のほうが料金が高くなります

壁掛け型ディスプレイの料金相場表

スタンド型ディスプレイ

壁掛けモニター型ディスプレイ

導入費用②放映するコンテンツの制作費用の相場について

ここでいうコンテンツとは「デジタルサイネージに放映する映像」のこと。
コンテンツを映し出すための機器とは別に、コンテンツ自体を制作を業者に依頼した場合ももちろん費用がかかります。

コンテンツを用意するには以下の選択肢があります。

コンテンツ内容

  1. 自社で映像編集アプリ等を駆使して用意する
  2. デジタルサイネージ会社にコンテンツ制作も同時に依頼する
  3. コンテンツは別の専門の映像制作会社に作ってもらう

それぞれ解説いたします。

自社で映像編集アプリ等を駆使して用意する場合の費用

コスト面だけでいえば一番安価にあがります。
対応する社員さんの人件費だけ、それすら無考慮であれば「ゼロ円」と考えることもできます。
最近は無料のアプリ等でもハイクオリティな映像が作成できますのでコスト優先であれば真っ先に検討するべきです。
しかしながら、当然単純に見栄えがいい映像=広告効果が高い映像とはならないため、広告宣伝効果を最優先するのであれば広告や映像制作のプロに相談した方が長い目で得といえそうです。

デジタルサイネージ会社にコンテンツ制作も同時に依頼する

この選択肢ですと「ワンストップで依頼できてやり取りがスムーズ」というメリットがあります。
が、業者の中にも出来る業者と出来ない業者がありますので事前確認が必要です。
見積り段階で必ず「デジタルコンテンツ制作も一緒に依頼できるのか?」を確認しましょう。

依頼できた場合は別途見積りをもらうことになるのですが、肝心の費用は依頼する映像の内容によって大きく幅があります。
一般的にコンテンツ制作の費用は「映像の長さ」「撮影の有無」「アニメ・CGかどうか」「数量」に応じて変動します。
また、コンテンツに使用する素材は自分で用意して、映像制作のみ依頼するのか、素材の撮影・制作から外注するのかといった点でも大きく変動します。

下記はあくまで一例ですが、1分程度の動画コンテンツの作成を依頼する際の費用相場です。

素材の撮影の段階から依頼すると最低でも数十万円必要ですが、クオリティの高いコンテンツが仕上がります

デジタルサイネージの映像コンテンツ外注の料金相場

コンテンツは別の専門の映像制作会社に作ってもらう

この選択肢ですと「実績やスタイルが好みの映像制作専門業者に確実に納得のいくものを制作してもらえる」というメリットがあります。
しかしながら、デジタルサイネージの設置と別で依頼するわけですのでコストは高くなりやすいですし、やり取りの手間も一番かかります。

コンテンツ制作にかかる費用の相場はデジタルサイネージ業者にワンセットで依頼する場合と同様に相場があまりありません。

ただあえて言うのであれば(あくまでEMEAO!の経験則ですが)映像制作にかかるコストは最低15万円からと考えておくことを推奨します。

導入費用③コンテンツ再生機器の購入費用・販売価格の相場について

ディスプレイは基本的に画像や動画を映し出すためだけの機器です。
なので別途コンテンツを再生する機器を用意する必要があります。
ディスプレイによってはコンテンツを再生する機能をデフォルトで搭載している製品もありますが、そうでない場合は再生機器の購入費用も読み込む必要があります。

コンテンツを再生するための機器としては、USBメモリ、スティックPC、ドングルレシーバー、STB(Set Top Box)の4つがあげられます。
基本的にどれか一つを購入することになります。
それぞれの販売価格の相場も見ていきましょう

USBメモリ

USBメモリを使用する場合は、パソコンでスライドショーを流すのと同じ形になります。
性能は高くありませんが、USBメモリの価格相場は1,000~3,000円程度と他と比較して安く抑えることができます。

ドングルレシーバー

ドングルレシーバーはWi-Fiでスマホやタブレットなどとディスプレイを接続する機器です。
スマホやタブレットの画面をそのままディスプレイの画面に転送することができます。
ドングルレシーバーの価格相場は3,000〜20,000円程度です。

スティックPC

スティックPCは、超小型コンピュータのことです。
アプリをインストールすれば、ウェブサイトをそのまま映し出したり、決まったスケジュールでコンテンツを再生することもできます。
スティックPCの価格相場は5,000円~20,000円程度です。

STB(Set Top Box)

STBを使用すればスティックPCと同様に、事前に決めておいたスケジュールに合わせてコンテンツを再生するなど、多様なコンテンツの配信管理をすることができます。
インターネット環境下であれば、遠隔操作で再生の時間や内容を変更することもできます。
STBの価格相場は25,000~250,000円程度と、高性能な分ほかの機器よりも価格も高くなっています。
ただ、比較的新しい機種であればSTBの機能がついているため、別途購入の必要がありません。
古い機種や本体が薄くて軽いタイプはSTBが必要になる可能性があります。

再生機器の価格相場まとめ

  • USBメモリ…1,000~3,000円
  • ドングルレシーバー…3,000〜20,000円
  • スティックPC…5,000~20,000円
  • STB…25,000~250,000円

導入費用④配信を管理するCMS利用費用・相場について

CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)は、コンテンツを再生する時間帯やスケジュールを管理するシステムです。
CMSの利用費用は、1端末あたり月額1,500~10,000円ほどで設定されていることがほとんどです。
※機能やデータ量によって価格は変動します。

CMSを利用することによって「帰宅前のサラリーマンが通りがかる夕方にはこの広告を出そう」「ファミリー層の多い土日の日中にはこの広告を出そう」「複数店舗同時展開で一気に広告を出そう」といったフレキシブルかつ効果的な広告運用ができるようになります。
これが従来の「掲示物が固定されている看板広告に対するデジタルサイネージの優位性」のひとつです。

このシステムは複数のデジタルコンテンツやディスプレイを使用しない場合、単店・同一広告のみ常時放映でOKの場合など不要な場合もあります。
その場合はあらかじめ決められた順序で映像が流れ続けることになります。
CMSを使わないことでその分のコスト削減は可能です。

が、CMSがなくては指定のコンテンツを指定した時間帯に流すのことができないのでデジタルサイネージ特有の良さが発揮されません。
基本的には削減できない費用だとお考えいただいた方が良いと思われます。

導入費用⑤デジタルサイネージの設置工事費用の相場について

デジタルサイネージを設置する際、ディスプレイの種類や設置場所によっては設置工事が必要な場合も多くあります。
専門業者に設置を依頼した方がより効果的に、ミスなく設置してもらえるメリットもあります。

その際にかかる工事費用は、ディスプレイの大きさや数、依頼する業者によって価格大きく変動します。
そのため、業者に具体的な費用は見積りを出してもらうまで明確にはわかりません。

工事費用は基本的には「作業員の人数×一人あたりの人件費+出張費」となりますので、近場の業者であれば安くなる傾向があることだけ抑えておけば大丈夫でしょう。
複数業者から見積りを取る等をして不当に高い工事費用でないか相場感を確かめるようにすれば大丈夫です。

また、スタンド型など、自分で簡単に設置できるタイプであれば工事は不要です。
そのような場合、設置の際にかかる費用は25,000円ほどの送料のみです。

デジタルサイネージを導入する前に、まずはしっかり価格帯の理解・相場感をもっておこう!

以上、機器をすべて購入する場合の、デジタルサイネージの導入費用と価格相場感についてご紹介しました。

デジタルサイネージによる広告宣伝をスタートさせるためには、ディスプレイや再生機器はもちろん、配信システムやコンテンツが必要です。
また、ディスプレイの種類や設置場所によって、設置工事が必要な場合もあります。

「見切り発車で機器だけ買ったら予算を使い切ってしまった!」
ということがないように、本記事を参考にしっかりと価格帯を把握して予算を立ててみてください。

また、ご覧のとおりデジタルサイネージの発導入にはそれなりの費用がかかるのですが、これは全て「購入した場合」の費用となります。
初期費用をグッと抑えて導入をしたいのであれば「リース契約」をすることをEMEAO!は強く推奨いたします。

リースには審査があり確実に利用できる確約はないのですが、もし利用できれば安価に導入にこぎつけることができるようになります。
EMEAO!には優良なデジタルサイネージ設置業者の紹介実績が豊富にございますので、ぜひお気軽にご相談ください!

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