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デジタルサイネージ種類と業者の選び方7つのポイント

公開日:2020.07.01 最終更新日:2020.11.09

「新しい広告宣伝方法としてデジタルサイネージを採用したいが、どの種類がいいのかよく分からない」
「どんな業者にデジタルサイネージを発注すればいいんだろう」
とお困りの事業者様や広告宣伝のご担当者様もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで今回は、デジタルサイネージの種類の選び方と、業者の選び方のポイントを詳しくご紹介します。
はじめれデジタルサイネージを導入するご予定の事業者様やご担当者様はぜひご一読ください。

【おさらい】デジタルサイネージとは

まずデジタルサイネージとは何かということを改めてご説明します。

デジタルサイネージとは、ディスプレイに静止画や動画などのコンテンツを映し出す広告宣伝媒体です。
駅構内や電車内、商業施設、観光案内所などさまざまな場所に設置されているため、目にする機会も多いのではないでしょうか。

「デジタルサイネージ」の最低限の仕組みとしては、コンテンツを映し出すディスプレイとコンテンツ再生用機器の2つが必要です。

デジタルサイネージの種類の選び方4つのポイント

それでは、ここからは数多くあるデジタルサイネージの中から、自社の場合に最適な種類を選ぶための方法をご紹介します。

選び方①デジタルサイネージの設置場所から種類を選ぶ

設置場所によるデジタルサイネージの種類の分け方 画像クリックで拡大表示

デジタルサイネージは大きく屋内用と屋外用に分けられます。
それぞれ特徴があり、設置する環境に合った種類を設置しないと宣伝効果を十分に発揮できません。
そのため、必ず設置する場所が屋内であれば屋内用、屋外なら屋外用を選びましょう。

屋内用デジタルサイネージの特徴

屋内用デジタルサイネージとは、屋内への設置を前提として設計されたデジタルサイネージです。
防塵・防水加工や直射日光対策が施されていないため、屋外用に比べるとリーズナブルな傾向があります。

また、屋内は晴れの日の屋外に比べると暗い場合が多いので、ディスプレイの輝度は低めに調整されています。

屋外用デジタルサイネージの特徴

屋外用デジタルサイネージとは、屋外の環境の変化に合わせられるように設計されたデジタルサイネージです。

雨風や埃、直射日光にさらされる環境に設置しても壊れにくいよう、防水・防塵加工や直射日光による防熱対策などが施されています。
また、日光の下でも鮮明にコンテンツを表示するために、ディスプレイの輝度が高めに設定されています。
そのため、屋内用よりも屋外用の方が値段が高めです。

選び方②デジタルサイネージの設置方法から種類を選ぶ

設置方法によるデジタルサイネージの種類の分け方 画像クリックで拡大表示

デジタルサイネージは設置方法によって大きく「壁掛け型」「スタンド型」「埋め込み型」の3種類に分けられます。
各種類の特徴を事前に確認しておいて、設置場所や目的に最適な設置方法ができる種類を選びましょう。

壁掛け型デジタルサイネージの特徴

壁掛け型デジタルサイネージとは、その名前の通りディスプレイを壁に掛けて設置する種類のデジタルサイネージです。

高い位置に固定することもできるので、1台でより多くの人に対して情報を発信したいという場合に向いています。ただし、移動させることはできません。

スタンド型デジタルサイネージの特徴

スタンド型デジタルサイネージとは、自立する形のデジタルサイネージです。
そのため、スタンドタイプとも呼ばれます。
置き場所を自由に移動させられるのが特徴です。

画面は縦型が多いですが、横型のものもあります。
また、画面を支える脚によってさらに複数の種類に分けられます。
たとえば、キャンバスを乗せるイーゼル型や、ポール1本で自立している型、大きい壁のような型など。
重くて移動させるのにかなりの力が必要なものもあるため、女性が扱う場合や頻繁に搬入出をする場合には、移動させやすいキャスターがついたタイプがおすすめです。

埋め込み型デジタルサイネージの特徴

埋め込み型デジタルサイネージは、壁や柱などにディスプレイを埋め込んで設置する種類のデジタルサイネージです。

設置場所の景観に溶け込みやすいため、百貨店やホテル、駅構内など雰囲気作りが重要な場所への設置に向いています。
ただし、他の種類と比べると設置工事費用が高くなります。

選び方③コンテンツの配信方法から種類を選ぶ

コンテンツの配信方法によるデジタルサイネージの種類の分け方 画像クリックで拡大表示

デジタルサイネージはコンテンツの配信方法によって、大きく「スタンドアロン型」「ネットワーク型」「インタラクティブ型」の3種類に分けられます。
設置後に運用がしやすいように、コンテンツの内容や更新頻度に合った配信方法ができる種類を選びましょう。

スタンドアロン型デジタルサイネージの特徴

スタンドアロン型デジタルサイネージとは、ディスプレイとコンテンツ再生用機器のみコンテンツを配信できるデジタルサイネージです。

SDカードやUSBなどの媒体にコンテンツのデータを保存し、その媒体をディスプレイに挿入してコンテンツを映し出します。

オフラインで使用するため、ネットワーク回線使用料がかからず、面倒な通信設定も必要ないう点が特徴的です。そのため、広告に割ける予算や人員が限られていてコンテンツの更新頻度が少ない、自営業の個人店や小規模施設への設置に向いています。

ネットワーク型デジタルサイネージの特徴

ネットワーク型デジタルサイネージとは、インターネットを通じてコンテンツを配信できる種類のデジタルサイネージです。

たとえば、HPをそのままディスプレイに映し出したり、インターネットを介して遠隔でコンテンツを変更することもできます。
ただし、ネットワーク接続の設定やインターネット回線の使用料が必要です。

複数台を設置していてコンテンツの更新頻度が高い、大型チェーン店や大規模施設への設置に向いています。

インタラクティブ型デジタルサイネージの特徴

インタラクティブ型デジタルサイネージは、一方的に情報を発信するのではなく、ユーザーと双方向でコミュニケーションを取ることができるデジタルサイネージです。

タッチパネル機能やモーションセンサーなどが搭載されています。
タッチパネル機能のついたタイプは、多言語表記や各種案内などに利用しやすいため、観光地や公共施設への設置に向いています。
また、モーションセンサーが付いているタイプは、アパレルショップやイベントなどで活用されています。

また、インタラクティブ型デジタルサイネージはインターネットに接続可能なので、ネットワーク型デジタルサイネージと同じ特徴もあわせ持っています。

選び方④特殊なデジタルサイネージを選ぶ

特殊なデジタルサイネージの一例 画像クリックで拡大表示

他のデジタルサイネージと差別化をして人々の関心を集めるために、「透過型デジタルサイネージ」や「ミラーサイネージ」といった最新の技術が使われた特殊な種類も検討してみることをおすすめします。

透過ディスプレイ型デジタルサイネージ

透過ディスプレイ型デジタルサイネージとは、特殊な技術を用いて、透明なディスプレイに映像を映し出すことができるデジタルサイネージです。

ガラス張りのエントランスやホールなどで活用することによって、広告が立体的になりより美しく演出でき、さらに両面から映像を楽しめるというメリットもあります。
また、高層ビルの窓ガラスなどにディスプレイを重ねてれば、遠くからでもコンテンツを見ることが可能です。

他にも、商品や模型、水槽といったアイテムに映し出すという活用方法もあります。

ミラーサイネージ

ミラーサイネージとは、光を透過する特殊な素材で作られてた、一見すると完全に鏡に見えるデジタルサイネージです。

人感センサーがついているタイプであれば、普段はデジタルサイネージとしてコンテンツを映し出し、人が目の前に来た時にだけ鏡に切り替えることもできます。
また、鏡に映った人や物に映像を重ね合わせることも可能です。

ミラーサイネージは、普段から鏡が設置してある美容院やアパレルショップ、トイレなどで活用されています。

【おまけ】デジタルサイネージのディスプレイを選ぶポイント

ここでは、デジタルサイネージを構成する機器の中でも最も存在感のあるディスプレイを選ぶポイントをいくつかご紹介します。

ディスプレイのサイズ

デジタルサイネージのディスプレイには、大小さまざまなサイズがあります。
より高い広告効果を発揮するように、用途に合ったサイズのディスプレイを選択しましょう。

用途ごとに最適なディスプレイのサイズは以下の通りです。

サイズ用途
7~20インチ程度商品説明のポップ、電車の自動ドア上部の案内表示、タクシー内の広告
30~40インチ程度新商品のPR、イベントの告知など
40~50インチ程度イベントの案内や健康に関するお知らせなど、大型施設利用者に対する告知
60インチ以上不特定多数の人々が日々行き交う場所での広告

輝度の高さ

デジタルサイネージのディスプレイを選ぶ際には、輝度も確認しましょう。
輝度とは、ディスプレイの明るさを表す指標です。

設置環境に対して輝度が低いと、照明や太陽光の光に輝度が負けてしまい、画面が見えにくいというトラブルが起こります。
逆に、設置環境に対して輝度が高すぎると、画面が明るすぎて見た人の目に負担がかかってしまいます。
設置場所に最適な輝度のディスプレイを選んで、視認性を損ねず広告宣伝効果が発揮できるようにしましょう!

設置環境ごとの適切な輝度は、以下の表の通りです。

輝度適している設置環境
150~200家庭用テレビ
350~夜間、薄暗い場所
400~日差しが差し込まない屋内
700~日差しが差し込む屋内、直射日光を受けない屋外
1200~2500直射日光を受ける屋外

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デジタルサイネージの業者の選び方3つのポイント

「デジタルサイネージを発注したいけど、どの業者がいいのか分からない」
とお困りの事業者様もいらっしゃるかもしれません。
そこでここからは、デジタルサイネージ業者の選び方のポイントを3つご紹介します。

選び方①導入方法は購入・リース・レンタルどれに対応しているか?

デジタルサイネージのの導入方法には3つの選択肢があります。

1つ目は、デジタルサイネージの機器をすべて自社で購入する方法です。
2つ目は、リース会社に代わりに機器を購入してもらい、初期費用ゼロで月額料金を支払いながら機器をリースするという方法。
そして3つ目は、レンタル会社から機器を一定期間レンタルする方法です。

業者によっては全ての導入方法に対応していることもありますが、ほとんどの場合はどれか1つもしくは2つの導入方法にしか対応していません。
まずはどの導入方法にするかを決めて、それに対応している業者を探すよことをおすすめします。

どの導入方法にするかを決める検討材料として、以下にそれぞれの導入方法のメリット・デメリットをまとめました。
ぜひ参考にしてみてください。

デジタルサイネージの導入方法別メリット・デメリットまとめ 画像クリックで拡大表示

選び方②扱っているデジタルサイネージの種類

本記事の前半で、デジタルサイネージは設置場所や設置方法、コンテンツの配信方法によってさまざまな種類に分けられると説明しました。
数多くの種類の中から自社の場合に最適なものを選ぶことで、より高い広告宣伝効果が得られるはずです。

しかし、デジタルサイネージ業者がすべての種類の機器を取り扱っているわけではなりません。
どの種類がいいのか見当がついているのであれば、希望の種類の機器を取り扱っている業者かどうかもしっかりと確認するようにしましょう。
特に、透過ディスプレイ型やミラーサイネージ、円柱型や球体型、キューブ型など特殊なディスプレイを扱っている業者は限られているので注意が必要です。

また、機器に対するこだわりが強い場合には、オーダーメイド製造に対応可能な業者もおすすめです。

選び方③コンテンツ制作も任せられるか?

デジタルサイネージは機器を設置するだけでなく、コンテンツを配信しないと意味がありませんよね。
デジタルサイネージを発注する業者を選ぶ際には、コンテンツの制作を任せられるかという点も確認しておくと安心です。

もちろん別のデザイン会社にコンテンツ制作だけを依頼するという手もあります。
しかし、デジタルサイネージの特徴をよく知っているデジタルサイネージ業者にコンテンツ制作を任せた方が、大きな広告宣伝効果が期待できます。
たとえば、デジタルサイネージは人の往来のある場所に設置されることが多いとよくわかっているので、人目を惹きやすく短時間で内容を伝えられるようなコンテンツを制作してくれます。

また、業者によってはコンテンツ更新や運用代行まで対応してくれます。

デジタルサイネージの選び方のポイントをおさえて最適な種類の機器と業者を選ぼう!

今回は、デジタルサイネージの種類選びの4ポイントと、デジタルサイネージ業者選びの3ポイントをご紹介しました。
せっかくデジタルサイネージを設置するのであればトラブルなくより大きな広告宣伝効果を得られるよう、しっかりこの7つのチェックポイントをおさえ、自社に最適な種類の機器と業者を選びましょう!

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この記事を書いた人

編集部員 河田

編集部員の河田です。編集プロダクションでの書籍編集の経験を経て、現在はEMEAO!のWebコンテンツ編集・執筆とお客様へのインタビューを担当させていただいています。日々、コツコツと皆さんのお役に立つ情報を発信していきます!よろしくお願いします。

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