デジタルサイネージはどんなサイズがある?サイズごとの用途も紹介
公開日:2019.09.24 最終更新日:2024.05.14
デジタルサイネージを導入すると決まった際、まずは機器を選ぶところからはじまります。
機器選びで悩む要素の1つが、ディスプレイのサイズではないでしょうか。
本記事では、一般的に業者が取り扱っているデジタルサイネージの主要なサイズの種類を紹介します。
デジタルサイネージの導入を検討されている事業者様は、ぜひディスプレイ選びの参考にしてみてください。
- デジタルサイネージのサイズにはどんな種類があるのか
- 各サイズごとの適した用途
デジタルサイネージのサイズは、用途ごとに大きく4つに分けられます
デジタルサイネージは年々市場が拡大しており、多くの企業がPRなどに利用しています。
つまり、普段街を歩いていると、特に意識せずとも毎日のように目にしているはずなのです。
とは言っても、デジタルサイネージは大小さまざまなサイズがあり、サイズごとに用途や設置場所は異なります。
街中に設置されているデジタルサイネージのディスプレイのサイズは、いったい何インチくらいなのでしょうか。
ここでは、用途ごとに大きく4つに分けてご紹介していきます。
商品棚などに設置されている小型のデジタルサイネージは「7~20インチ」
買い物に行った先で、商品棚に設置された小さなテレビのようなものから、商品のPR映像が流れているのを見たことはありませんか?
デジタルサイネージというと、大きな看板やビジョンをイメージしがちですが、実は店内で見かけるような小さなものも含まれるのです。
商品説明のポップなどに使われているデジタルサイネージは、7~20インチ程度のサイズです。
スマートフォンよりはやや大きく、ちょうど、タブレット端末の最小サイズから最大サイズと同じくらいです。
用途としては他に、タクシーの後部座席や電車の自動ドア上部の案内表示にも使われています。
7~20インチのデジタルサイネージはとても小型ですが、設置場所のスペースに余裕がない場合でもコンテンツを放映し、PRを行うことができます。
例えば、商品棚に直接取り付けることで、消費者は映像を観て購入へのモチベーションを維持したまま隣にある商品にすぐアクセスできます。
また、細かく設置場所を調整できるため、消費者の目線と同じ高さに設置し確実にコンテンツを届けられるというメリットも。
「PRするには、可能な限り大きなディスプレイでなければ!」と思ってしまいがちですが、実は小さなサイズには小さなサイズにしかないメリットがあるのです。
使い方によっては、大型のディスプレイを購入するよりもずっと費用を抑えて、大型のディスプレイ以上の効果が見込めるかもしれません!
機種によっては1万~3万円程度で導入できる場合もあるため、まずはデジタルサイネージを気軽に使用してみたいという方にもおすすめです。
店舗の入り口付近に立てられているデジタルサイネージは「30~40インチ台」
飲食店の入り口付近などで使われている、立て看板のような形状のディスプレイは30~40インチ台です。
中でも32、42、46インチのものが人気が高く、7~15インチ程度の小型サイズとの違いは、数メートル離れていても存在感があり、人目をひくという点です。
特に40インチ台は従来のA1サイズのポスターとサイズが近く、このサイズのデジタルサイネージがポスターに取って代わりつつあります。
このあたりのサイズから、「屋内用」と「屋外用」の二種類で展開されています。
屋内外で適切なディスプレイの光の強さが異なり、屋外用であれば雨天時の防水加工なども必要になるためです。
また、ディスプレイのサイズ自体は同じでも、スタンドの機能が多彩で、料金に幅が出ます。
イーゼルのような簡素なスタンドもあれば簡単に移動できるキャスター付きのタイプもあり、スタンドの高さにもバリエーションがあります。
ポスターと同じくらいの大きな画面を使って、新商品のPRやイベントの告知を行いたいという場合におすすめのサイズです。
広い施設で屋内に設置されているデジタルサイネージは「40~50インチ」
施設などで屋内に設置されている中型のディスプレイは40~50インチ台のものが多いです。
ショッピングモールのインフォメーションとして設置されている縦型のディスプレイや、病院の待合室で壁にかけられているような横型のディスプレイが該当します。
A1のポスターよりもさらに大きく、多くの人の目に留まりやすいサイズです。
イベントの案内や健康に関するお知らせなど、比較的多くの人が利用する建物で利用者に周知すべき情報の発信に適しています。
屋外に設置されている大型デジタルサイネージは「60インチ~」
駅前の店舗など、建物の外側に設置されているものは、60インチ台を超える大型サイズのディスプレイです。
不特定多数の人々が日々行き交う場所での広告は、とにかく目立つことが大切です。
私たちの背丈に近い大きさのデジタルサイネージであれば、意識しなくても自然と目に飛び込んで来るために、60インチ以上の大型サイズがよく使われます。
また、大型サイズのデジタルサイネージには二種類あります。
ここまでご紹介してきたサイズのように、それ単体で使っているものと、「マルチモニター」と呼ばれるものです。
マルチモニターとは、複数枚を連結させることで一枚の大きなディスプレイのように使うことのできるタイプのデジタルサイネージです。
例えば、60インチのマルチモニターをタテに3枚・ヨコに3枚の計9枚を連結させると180インチの超大型ディスプレイになります。
デジタルサイネージのディスプレイは、使用用途にあったサイズを選ぼう!
以上、街中でよく見かけるデジタルサイネージのサイズについてお伝えしました。
設置場所や用途によって、適切なサイズが異なるということをご理解いただけたでしょうか?
店内の商品説明で60インチものディスプレイを設置したら逆に商品が目立たなくなってしまいますし、屋外に7インチのデジタルサイネージを置いても歩行者は気づけません。
「何のためにデジタルサイネージを活用するのか?」
「どこにデジタルサイネージを設置する必要があるのか?」
ということを明確にし、最適なサイズのディスプレイを選択しましょう!
「用途やサイズは決まったから、あとは業者選びだけだ!」
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この記事を書いた人
編集部員 河田
編集部員の河田です。編集プロダクションでの書籍編集の経験を経て、現在はEMEAO!のWebコンテンツ編集・執筆とお客様へのインタビューを担当させていただいています。日々、コツコツと皆さんのお役に立つ情報を発信していきます!よろしくお願いします。