ネットワーク型のデジタルサイネージとは?特徴や活用方法を解説
公開日:2020.02.13 最終更新日:2024.08.22
集客や屋外広告など、多様な場面で活用されているデジタルサイネージ。
しかし、複数拠点のコンテンツを同時更新したい場合や、遠い場所にモニターがある場合は移動が手間となります。
その点、ネットワーク型のデジタルサイネージは遠隔で操作できるため、より効率的に運用できます。
そこで本記事では、ネットワーク型デジタルサイネージの特徴を解説していきます。
現在スタンドアロン型のデジタルサイネージを使用している事業者様や、デジタルサイネージの新規導入をお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。
- ネットワーク型デジタルサイネージの特徴・メリット
- ネットワーク型デジタルサイネージの活用方法
ネットワーク型デジタルサイネージのメリットとは?
ネットワーク型デジタルサイネージは、クラウド型デジタルサイネージとも呼ばれ、その名の通りネットワークを介してコンテンツをディスプレイに映すことのできるデジタルサイネージです。
直接ディスプレイにUSBを接続するスタンドアロン型と異なり、遠隔地であってもインターネット環境さえあれば、デジタルサイネージの稼働状況の確認やコンテンツの差し替えなどができます。
複数台のディスプレイとの接続も可能で、管理PCから一括でデジタルサイネージを操作できます。
ここからは、ネットワーク型デジタルサイネージの3つのメリットをご紹介します。
メリット①複数拠点のディスプレイのコンテンツを一括で更新できる
ネットワーク型デジタルサイネージの最大のメリットは、複数のディスプレイを遠隔地から一括管理できることにあります。
配信内容を即時に差し替えることができるため、イベント情報やタイムセール、新商品の宣伝などに大きく役立ちます。
また、逆にそれぞれのディスプレイに別々のコンテンツを表示することも可能で、エリアや時間によって効果的なコンテンツの表示を指定することができます。
メリット②コンテンツの切り替え予約が設定できる
ネットワーク型のデジタルサイネージは、システムを通してコンテンツを更新する日時を予約設定することができます。
そのため、あらかじめコンテンツさえできていれば、リアルタイムで自分が操作できない状態でも、季節の行事や新製品のリリースのタイミングで最新のコンテンツに更新できます。
メリット③拠点と設置場所が遠くても簡単にコンテンツを管理できる
ディスプレイを1台しか運用していないという場合でもメリットは十分にあります。
デジタルサイネージを設置している店舗と、普段勤務している拠点が遠い場合、従来のスタンドアロン型デジタルサイネージでは、コンテンツを更新するために都度設置場所まで赴く必要がありました。
しかし、ネットワーク型であれば遠くの拠点からでも簡単にコンテンツが更新できます。
コンテンツのデータを入れたUSBメモリの紛失、破損などのリスクも避けられるため、どのような運用体制でもメリットを感じられるのではないでしょうか。
関連記事:デジタルサイネージはレンタル導入も可能!3つのメリットを紹介
ネットワーク型デジタルサイネージの活用方法
基本的に、複数のディスプレイを各地に点在させている状況で、ネットワーク型デジタルサイネージは最大限の効果を発揮します。
ネットワーク型デジタルサイネージは、その特性から主に家電量販店やショッピングモール、空港などの大型施設で利用されることが多いです。
空港であれば、搭乗時間のタイムスケジュールをリアルタイムで更新ができ、家電量販店やショッピングモールであれば、イベント情報やタイムセールの情報を表示することができます。
複数の店舗をもつ大手企業であれば、それぞれの店舗に設置したディスプレイに本社で作成したコンテンツを即時に表示できるため、コンテンツを差し替える手間を省くことができます。
また、遠隔地から操作できるという特性を活かし、コンテンツの作成および運用まで請け負うプランを用意しているデジタルサイネージ業者もあります。
複数拠点のコンテンツ更新そのものを外注してしまえば、自社従業員はより本来の業務に集中することができます。何より、デジタルサイネージのことを熟知した業者に運用をしてもらえるのは安心ですよね。
関連記事:デジタルサイネージ業者の失敗しない選び方とは?EMEAO!業者選定ガイド【デジタルサイネージ】
複数拠点にデジタルサイネージを設置したいならネットワーク型を選ぼう!
以上、ネットワーク型デジタルサイネージの特徴やメリット、活用方法を解説してきました。
一般的に普及しているデジタルサイネージはスタンドアロン型が多いですが、複数のディスプレイを各地に点在させている場合はネットワーク型のほうがおすすめです。
管理PCで一括管理ができ、それぞれのディスプレイに表示させるコンテンツも指定できるため、効果の高いコンテンツを効果が見込める場所・時間を指定して表示させると反響が得られる確率が高まります。
ネットワーク環境さえあればどこでも設置・運用が可能なため、大型施設や複数の店舗を経営する事業者様は、ネットワーク型デジタルサイネージの設置を考えてみてはいかがでしょうか?
「さっそく、自社でもネットワーク型デジタルサイネージを設置したい!」
「興味はあるけど、自社の環境で運用できるかわからないので、まずは相談したい」
このようにお考えの事業者様は、ぜひEMEAO!をご活用ください。
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!