
オフィスの場合における感染症の主な感染経路とは
公開日:2020.07.29 最終更新日:2020.11.30
2020年11月28日、日本国内の新型コロナウイルス感染者数は過去最多の2,678人の人数が発表されました。
インフルエンザの流行も懸念されるこの季節、まずはウイルスの感染経路を理解したうえで適切な感染対策を行うことが望まれます。
そこで本記事では、4種類の主な感染経路をオフィスを例に解説します。
オフィスでの感染対策をお考えの事業者様は、ぜひ最後までご覧ください。
参照:新型コロナ 全国の感染者2678人 過去最多 – NHKニュース
オフィスでの感染はどのような経路で起こる?
感染症の主な感染経路は、以下の4つに分けられます。
- 飛沫感染
- 接触感染
- 空気感染
- エアロゾル感染
それぞれの内容について、オフィスでの例や行える対策とともに詳しく解説していきます。
飛沫感染
飛沫感染とは咳・くしゃみのしぶきを介した感染であり、新型コロナウイルスの主な感染経路として知られています。
咳・くしゃみといった症状が出ていなくとも、近距離での会話で感染する場合もあります。
オフィスにおいては、業務連絡中の会話や近い座席の人のくしゃみ、対面での会議によって飛沫感染が発生する可能性があります。
下記の対策を行い、飛沫感染を防ぎましょう。
- 従業員にマスクの着用を徹底させる
- 座席レイアウトの変更(デスクを最低2m離す)
- 会議室にアクリル板の設置
- テレワークやオンラインでの会議
接触感染
接触感染とはウイルスが付着した部分に直接または間接的に触れることによる感染であり、飛沫感染同様に新型コロナウイルスの主な感染経路として認められています。
具体的な接触感染の経路は、以下のとおりです。
- 共用の電子機器
- デスク
- ドアノブ
- 手すり
- ボタン
- スイッチ など
感染者の鼻水や唾が触れた部分が感染源となるため、大勢が触れる部分であればどのようなものであっても、接触感染の経路になります。
接触感染を防ぐには、手洗いや手指消毒の徹底、消毒業者によるオフィス内消毒サービスの利用が効果的です。
空気感染
空気感染とは空気中に漂う微粒子を介した感染であり、主に感染者の咳・くしゃみのしぶきから水分が蒸発することで発生します。
ただし、空気感染を起こす感染症は麻疹・水ぼうそう・結核などに限られており、ほとんどのウイルスはそこまでの感染力を持っていません。
現在流行中の新型コロナウイルスについても、空気感染の可能性を指摘されるまでに留まっています。
オフィスでの感染経路や対策は、飛沫感染と大きく変わりません。
エアロゾル感染
ここまで解説してきた3つの感染経路とは違い、エアロゾル感染には世界的に統一された見解はありません。
一般的には、三密などの一定条件下における、空気中の微粒子を介した感染と定義されているようです。
現在流行中の新型コロナウイルスについては、クラスターの原因として可能性が指摘されています。
水分を保ったまましぶきが空気中をただようため、湿度の高いオフィスでは発生のおそれがあります。
そのため、オフィスで行える対策としては、適度な換気と2m以上のソーシャルディスタンスの徹底が有効といえます。
オフィスでの感染経路を理解し、対策に役立てよう
今回は、感染症における4つの感染経路をオフィスを例に解説いたしました。
自社オフィスで消毒すべき箇所や、行うべき対策がイメージできましたでしょうか?
オフィス内で特に発生が考えられるのが、飛沫感染と接触感染です。
マスクの着用やソーシャルディスタンスの徹底、オフィス内の定期的な消毒を行いましょう。
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この記事を書いた人
編集部員 城下
EMEAO!編集部員の城下です。雑誌編集者と人材コーディネーターの勤務経験を生かし、現在はWebコンテンツの作成を担当しています。業者選定ガイドでは真っ白でクリーンな情報を届け、皆様にとって有益な知識の溢れるお城となるようなメディアを目指します。よろしくお願いします!





