
展示会場における感染リスクと具体的な感染対策の方法
公開日:2021.07.03 最終更新日:2021.07.09
このコラムでは、展示会場における感染リスクと具体的な感染対策の方法について解説します。
展示会の開催を検討してる事業者様は、安全な運営が行えるようにぜひご一読ください。
展示会場における4つの感染リスクと具体的な感染対策
展示会場で気を付けておきたい主な感染リスクは、「搬入」「会場内での接触」「商談」「飲食」の4つ。
安全な展示会を開催するためにも、各シチュエーションごとの感染リスクを確認しておきましょう。
具体的な感染対策には、展示会業界の発展を目指す日本展示会協会が作成した、新型コロナ対策ガイドラインを基にご紹介していきます。(引用元:新型コロナ対策ガイドライン)
リスク①展示品等の搬入時
展示品等の搬入時には、人との距離が近くなったり、作業中の会話から飛沫による感染リスクが高まります。
さらに、不特定多数が触れた展示品や共有工具などに触れ、粘膜等から感染する危険もあります。
感染対策
展示品等の搬入時には、不特定多数の人が密集することを想定して以下の対策を行ってください。
- 全入館者のマスク着用徹底の呼びかけ
- サーモグラフィーによる入館時検温実施
- 会場入口と人が頻繁に出入りする場所への消毒液の設置
- 頻繁な会場内の換気
搬入出時の感染対策とともに、施工人数の見直しや施工時間の短縮も感染対策として有効です。
リスク②展示会場内での接触時
展示場内では、エレベーターのボタンやドアノブなどの共有部分の接触により、感染するリスクが考えられます。
来場者がマスクなどの対策を行っていても、ウイルスが手に付着した状態で顔などを触ることにより、感染する可能性があります。
感染対策
展示会場内での接触時の感染対策は以下の通りです。
- 入館時の体調管理や検温の実施
- ソーシャルディスタンスの注意喚起を定期アナウンスする
- 手洗い消毒の頻度を増やす
- 共有部分の定期消毒
共有部分には、いつウイルスが付着するかわからないので、定期的に消毒作業を行うことが大切です。
安心・安全な展示会を開催したい場合は、プロの業者に依頼することをおすすめします。
リスク③ブース内の商談時
ブース内での商談時には、会話による飛沫感染とテーブルや椅子などからの接触感染のリスクがあります。
不特定多数の人が触れた展示品を介しても感染する可能性があります。
感染対策
ブース内での商談時は以下の工夫を行いながら、感染対策を行ってください。
- ブース内が密とならない展示方法や導線計画の工夫
- 商談時間を事前に予約して分散開催する
- 接触のあるスペースのアクリル板やビニールカーテン等を設置
- 配布物のデジタル化
来場者が使用した椅子やテーブルはその都度消毒を行い、次の商談を行うようにしましょう。
リスク④飲食店等の利用時
飲食店等の利用時には、飛沫の飛散や会計時のやり取りで感染するリスクが高まります。
テーブルや椅子などの共有部分からの感染の可能性もあります。
感染対策
飲食店等の利用時には、以下の感染対策を行うことが大切です。
- アクリル板やビニールカーテン等の設置
- エリア以外の飲食禁止
- 共有部分の都度消毒
- 販売・調理スタッフのマスク着用と手洗い消毒の徹底
- キャッシュレス決済の導入
飲食スペースは飛沫が飛びやすいので、人数制限を行うことでソーシャルディスタンスを確保しましょう。
安全な展示会場の開催には徹底した感染対策が必要不可欠
以上、展示会場における感染リスクと具体的な感染対策の方法について解説しました。
密になりやすい展示会場での、感染しやすいシチュエーションを想定して、事前に対策を行うことが重要となります。
「消毒作業まで手が回らない」
「会場内を巡回して常に消毒を行ってほしい」
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この記事を書いた人
編集部員 城下
EMEAO!編集部員の城下です。雑誌編集者と人材コーディネーターの勤務経験を生かし、現在はWebコンテンツの作成を担当しています。業者選定ガイドでは真っ白でクリーンな情報を届け、皆様にとって有益な知識の溢れるお城となるようなメディアを目指します。よろしくお願いします!





