コロナウイルスの感染予防に効果のある2種類の消毒剤
公開日:2021.01.06 最終更新日:2021.08.12
このコラムでは、コロナウイルスの感染予防に有効な2種類の消毒剤について解説します。
ぜひ消毒剤選びの参考にしてください。
コロナウイルスに有効な消毒剤とは
コロナウイルスに有効な消毒剤は、さまざまなものが開発されています。
その中でも一般的に活用しやすい消毒剤は、以下の2種類です。
- エタノール
- 次亜塩素酸ナトリウム
この2種類の消毒剤はすぐに利用できますが、使用方法を間違えると消毒効果が十分に発揮されません。
そのため、消毒剤の特徴や使用方法をよく理解して、効率的な感染予防をしましょう。
エタノールの特徴
新型コロナウイルスの感染予防に有効な消毒剤の筆頭に挙げられているのが、アルコールを主成分としたエタノールです。
エタノールそのものに殺菌消毒作用があるのではなく、エタノールが蒸発していくときに細菌やウイルスも一緒に蒸発させることで殺菌します。
エタノールを使用する際の2つの注意点
エタノールの消毒効果を十分に発揮させるためには、以下の注意点を守って使用する必要があります。
- 20秒くらい時間をかけながら蒸発させる
- エタノールの割合を70%~95%程度にする
エタノールの割合を70%~95%以下程度にするのは、含有量が多くなり過ぎるとすぐに蒸発してしまい、殺菌効果が期待できなくなってしまうからです。
逆にエタノールの含有量が少ないと、感染予防効果が弱くなってしまいます。
しかし、あえてエタノールの含有量を抑え他の成分と混ぜることにより、消毒剤としての効果を高めている製品もあります。
次亜塩素酸ナトリウムの特徴
ハイターなどの主要成分として馴染みのある次亜塩素酸ナトリウムは、有効成分の中に直接殺菌効果のある成分が含まれています。
そのため、アルコール以上の消毒効果を持ち、ノロウイルスや新型コロナウイルスに対する高い効果も確認済みです。
また、次亜塩素酸ナトリウムは価格がリーズナブルです。
水道水に希釈する粉末タイプであれば、僅かな量で大量の次亜塩素酸水を作ることができます。
次亜塩素酸ナトリウムを使用する際の2つの注意点
次亜塩素酸ナトリウムの消毒効果を十分に発揮させ、かつ安全費使用するには、以下の注意点を守る必要があります。
- 手に触れないようにする
- 光に当たらない場所で保管する
次亜塩素酸ナトリウムは手に触れると肌が荒れてしまうので、使用には細心の注意が必要です。
そのため、手指消毒には適していません。
また、次亜塩素酸ナトリウムは光にあたると水になってしまいます。
そのため、光に当たらない場所で保管しなければなりません。
エタノールは蒸発によって殺菌する消毒剤で、次亜塩素酸ナトリウムは殺菌効果のある成分が含まれている消毒剤
以上、コロナウイルスに有効な2種類の消毒剤の特徴と使用方法を解説しました。
コロナウイルスに有効な代表的な消毒剤は、エタノールと次亜塩素酸ナトリウムです。
エタノールはアルコールを主成分とし、蒸発とともに殺菌します。
次亜塩素酸ナトリウムは成分そのものに感染予防に有効成分をもち、ノロウイルスなど他のウイルスにも有効です。
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
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