コロナウイルスの感染予防に有効な2種類の消毒剤の特徴と使用方法
公開日:2021.01.06 最終更新日:2021.01.06
コロナウイルスに有効な消毒剤とは
コロナウイルスに有効な消毒剤は、さまざまなものが開発されています。
その中でも一般的に活用しやすい消毒剤は、すぐに利用できる分使用方法を間違えると無効化になってしまうこともあります。
消毒剤の特徴や使用方法をよく理解して、効率的な感染予防をしましょう。
今回紹介する消毒剤は、以下の2種類です。
- エタノール
- 次亜塩素酸ナトリウム
消毒剤①エタノール
新型コロナウイルスの感染予防に有効な消毒剤の筆頭に挙げられているのが、アルコールを主成分としたエタノールです。
エタノールそのものに殺菌消毒作用があるのではなく、エタノールが蒸発していくときに細菌やウイルスも一緒に蒸発させることで殺菌します。
エタノールを使用する上で重要なことは、20秒 くらいじっくり時間をかけながら蒸発させていくことです。
ただエタノールを多く使うのではなく、70%~95%以下 程度の割合で含有されているのが良いとされています。
なぜなら、含有量が多くなり過ぎるとすぐに蒸発してしまい、殺菌効果が期待できなくなってしまうからです。
逆にエタノールの含有量が少ないと、感染予防効果が弱くなってしまいます。
しかし、あえてエタノールの含有量を抑え他の成分と混ぜることにより、消毒剤としての効果を高めている製品もあります。
消毒剤②次亜塩素酸ナトリウム
次亜塩素酸ナトリウムは、ハイターなどの主要成分として馴染みのあるものであり、殺菌効果はアルコール以上といっても過言ではありません。
アルコールでは効果がないといわれているノロウイルスなどにもしっかりと効き、新型コロナウイルスに対する高い効果も確認されています。
アルコールのように蒸発させて殺菌するのではなく、有効成分の中に直接殺菌効果のある成分が含まれています。
そのため手に触れると荒れてしまうので、使用には細心の注意が必要です。
また、手指消毒として使う場合は酸性の次亜塩素酸ナトリウムではなく、アルカリ性にした次亜塩素酸水が有効です。
次亜塩素酸水は高い殺菌消毒作用を持ちながら、手が荒れてしまう心配がありません。
価格も大変安く、水道水に希釈する粉末タイプであれば、僅かな量で大量の次亜塩素酸水を作ることが可能で経済的です。
ただし長期保存をすることができず、光にあたると水になってしまうので、アルコール消毒に比べて管理に気を配る必要があります。
消毒剤の特徴と使用方法を知って効率的に感染予防をしよう
以上、コロナウイルスに有効な2種類の消毒剤の特徴と使用方法を解説しました。
コロナウイルスに有効な代表的な消毒剤は、エタノールと次亜塩素酸ナトリウムです。
エタノールはアルコールを主成分とし、蒸発とともに殺菌します。
次亜塩素酸ナトリウムは成分そのものに感染予防に有効成分をもち、ノロウイルスなど他のウイルスにも有効です。
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!

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