消毒・除菌施工後に行うATP検査の概要とメリットとは
公開日:2021.01.06 最終更新日:2021.02.17
本記事では、消毒・除菌施工後に行うATP検査とは何かという概要から、検査を行うメリットまで解説していきます。
消毒・除菌を依頼する際にATP検査もしてもらうべきか迷っているという事業者様・管理者様は、ぜひご一読ください。
消毒・除菌施工後に行なうATP検査とは
ATP検査(ATPふき取り検査)とは、食品やカビ、微生物などすべての生物に含まれるアデノシン三リン酸という分子の有無を調べる検査のことです。
アデノシン三リン酸の有無によって、微生物や生物学的な物質の存在やそれらが増殖していないかを確かめることができます。
ATP検査の方法は、以下のような流れで行われます。
- 綿棒などで対象箇所をふき取る
- 拭き取ったものと専用試薬を反応させる
- 測定器「ルミテスター」に入れる
- 結果が表示さる
ATP検査は、元々は医療機関や食品加工工場などで機器の消毒結果を知るために行われていました。
今では、消毒・除菌施工の後に、しっかりと消毒・除菌ができているのかを確かめるためにも実施されるようになっています。
消毒・除菌施工後にATP検査を行なうメリット
従来のふき取り検査では、培養法を用いて検査を行っていたため、結果が出るまでに時間がかかっていました。
しかし、ATP検査では測定器に入れて約10秒で結果がわかります。
ATP検査はその場で検査結果が出るので、すぐに洗浄や消毒・除菌が十分かどうか判断することが可能です。
消毒・除菌が不十分な場合はその方法を見直したり、消毒・除菌をやり直すなどの対策を行うことによって、菌の増殖や被害を防ぐことができます。
ATP検査は消毒結果が簡単かつ即時に表示される検査
以上、消毒・除菌におけるATP検査の概要とメリットを解説してきました。
ATP検査は、菌やウイルスの有無を即時に表示することができる検査方法です。
消毒・除菌の結果がすぐに分かるので、消毒方法の見直しや信頼性獲得などのメリットがあります。
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!