次亜塩素酸水の消毒効果を最大限発揮するための2つの注意点
公開日:2021.01.06 最終更新日:2021.08.12
今回は、消毒除菌のために次亜塩素酸水を使う際の注意点について解説します。
次亜塩素酸水は、新型コロナウイルスなどさまざまなウイルスに有効性がありますが、使用方法を誤れば効果が無くなったり、別の障害が発生するリスクがあります。
次亜塩素酸水を活用する上での注意点を知ってから消毒除菌に活用しましょう。
次亜塩素酸水を消毒を活用する注意点
今回紹介する次亜塩素酸水の注意点は、以下の2点です。
- 次亜塩素酸ナトリウムと混ぜない
- 消毒前に汚れを取り除いておく
注意点①次亜塩素酸ナトリウムと混ぜない
次亜塩素酸水を使用する際、絶対に次亜塩素酸ナトリウムと混ぜて使わないようにしましょう。
次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムは名前こそ似ていますが、次亜塩素酸水は酸性であり次亜塩素酸ナトリウムは強アルカリ性の物質です。
そのため、同じものだと思って混ぜてしまうと、塩素ガスが発生してしまいます。
また、次亜塩素酸ナトリウム以外のものと混ぜても、効果を弱めたり危険性を高めたりする恐れがありますので、注意が必要です。
注意点②消毒前に汚れを取り除いておく
次亜塩素酸水の消毒効果をしっかりと発揮させるために、消毒前にウェットティッシュやタオルで拭くようにしましょう。
次亜塩素酸水は、有機物に触れるとすぐに反応して分解をはじめます。
そのため、菌やウイルスに触れる前に汚れに反応すると、菌やウイルスにはあまり反応しなくなって消毒の効果を発揮することができないのです。
普段生活している場所には、タンパク質などの有機物が付着しているケースが多くあります。
また、食器やまな板などに使う場合にも食材の残骸が残っていることも。
こういった汚れを取り除いておくことによって、次亜塩素酸水が菌やウイルスに反応してくれます。
次亜塩素酸水を活用する際は他の薬剤と混ぜずに、汚れをふき取った上で使用する
以上、次亜塩素酸水を活用するうえでの注意点を解説してきました。
次亜塩素酸水は、他の薬剤と混ぜると効果が無くなったり有害なガスを発生させることもあるので、注意しましょう。
また、有機物と接触すると分解が始まり消毒効果が薄れる特性をもっているので、消毒前には汚れをしっかりとふき取る必要があります。
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
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