次亜塩素酸水を消毒・除菌で使う際の2つの注意点とは
公開日:2021.01.06 最終更新日:2021.01.06
次亜塩素酸水を消毒を活用する注意点
次亜塩素酸水は、新型コロナウイルスを筆頭にさまざまなウイルスに有効性があることが証明されています。
しかし、次亜塩素酸水の使用方法を誤れば効果が無くなったり、別の障害が発生するリスクがあります。
次亜塩素酸水を活用する上での注意点を知って、効率的な消毒をしましょう。
今回紹介する次亜塩素酸水の注意点は、以下の2点です。
- 次亜塩素酸ナトリウムと混同しない
- 消毒前に汚れを取り除いておく
注意点①次亜塩素酸ナトリウムと混同しない
次亜塩素酸水とよく似ているものとして、次亜塩素酸ナトリウムが挙げられます。
名称が似ているため混同されがちですが、次亜塩素酸水は酸性であり次亜塩素酸ナトリウムは強アルカリ性のため、2つは全く異なる物質です。
そのため、同じものだと思って混ぜてしまうと、塩素ガスを発生させる原因になりますので注意が必要です。
また次亜塩素酸水を利用する場合は、次亜塩素酸ナトリウム以外の他のものと混ぜてしまうと、効果を弱めたり危険性を高めたりする恐れがあります。
安全に使用するためにも、次亜塩素酸水を活用する際は他の洗剤と混ぜずに利用することを徹底しましょう。
注意点②消毒前に汚れを取り除いておく
次亜塩素酸水は、有機物に触れるとすぐに反応し分解が起こるため、消毒の効果を発揮することができないという性質を持っています。
そのため菌やウイルスに触れる前に汚れに反応すると、殺菌効果を十分に得ることが難しくなります。
普段生活している場所には、タンパク質などの有機物が付着しているケースが多くあります。
また、食器やまな板などに使う場合にも食材の残骸が残っている場合は効果が薄れることも考えられます。
次亜塩素酸水の効果をしっかりと発揮させるためにも、まずはウェットティッシュやタオルで拭くことから始めましょう。
汚れをしっかりと取り除いたうえで次亜塩素酸水を使用すれば、期待する効果を得やすくなります。
次亜塩素酸水を活用する際は汚れをふき取った上で他の薬剤と混ぜずに使用する
以上、次亜塩素酸水を活用するうえでの注意点を解説してきました。
次亜塩素酸水は、有機物と接触すると分解が始まり消毒効果が薄れる特性をもっています。
そのため、消毒前には汚れをしっかりとふき取る必要があります。
また、他の薬剤と混ぜると効果が無くなったり有害なガスを発生させることもあるので、注意しましょう。
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!

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