パソコンや精密機器を安全に消毒するための4つの注意点
公開日:2021.07.01 最終更新日:2021.08.12
このコラムでは、パソコンをはじめとする電子機器を消毒する際の注意点について解説します。
感染等の防止からパソコンの消毒を検討している事業者様は、安全に消毒作業が行えるようにぜひご一読ください。
パソコンや電子機器を消毒する際の4つの注意点
キーボードやマウスは細菌が繁殖しやすい箇所なので、感染等のリスクをおさえるためにも定期的な消毒がおすすめです。
しかし、パソコン等の機器は消毒液の使用が前提とされた設計ではないため、細心の注意を払う必要があります。
故障や破損の原因とならないように、消毒時の注意点を確認していきましょう。
注意①使用できない消毒液がある
以下の化学薬品を使用すると、製品の表面に損傷が残る可能性があるため使用しないでください。
ウェットティッシュ・除菌ティッシュ・ガラスクリーナー・OAクリーナーなども、損傷の可能性があるので注意してください。
- 漂白剤
- 過酸化物
- アセトン
- シンナー
- ベンゼン
- 塩化メチレン
- トルエン
- アンモニア
- エチルアルコール
- 無水エタノール
- エタノール
- 次亜塩素酸ナトリウムを含む消毒薬
- 二酸化塩素を含む消毒薬
- 塩化ベンザルコニウムを含む消毒薬
電子機器の消毒液には、手指を消毒するアルコールを使用してください。
注意②消毒できない箇所がある
パソコン等のすべての箇所が消毒できるわけではないので注意しましょう。
- WEBカメラ
- 外部コネクタ端子
- ラベル
アルコール消毒により、レンズの曇り・接触不良・ラベルの消失の原因となります。以上の箇所は乾拭きでの清掃がおすすめです。
注意③消毒液がしみ込むと故障の原因になる
パソコン等の消毒でもっとも注意しなければいけないことは、消毒液の侵入による故障です。
保証期間内であっても有償修理になってしまうのでご注意ください。
大切なデータが入っているパソコンの故障が心配な方は、プロの消毒業者への依頼がおすすめです。
専門業者であれば、電子機器に影響を与えず安全な薬剤を使って消毒を行うことができます。
注意④除菌を頻繁に行うと劣化する
消毒液による除菌を10,000回往復で拭き取った結果、表面の劣化やひび割れ・摩耗・変色やシミなどが発生したという実験結果があります。(引用元:NEC)
パソコンの劣化を防ぐためにも、消毒液による除菌は1日最大5回以下にしておきましょう。
パソコンを消毒する手順
パソコンの消毒を安全に行うために、以下の手順を守ってください。
- パソコン本体に接続・挿入されている物を外す
- パソコンの電源を切りACアダプタを外す
- 消毒液を布(マイクロファイバー)につけて優しく拭く
※消毒液を直接吹きかけると故障の原因になるので、絶対に行わないでください。
専門の業者であれば、電子機器に影響のない薬剤を使って確実に消毒できるのでおすすめです。自社で消毒を行いつつ、定期的な業者への依頼を検討してみてはいかがでしょうか。
パソコンの消毒は故障の恐れがあるため慎重に!
以上、パソコンをはじめとする電子機器を消毒する際の注意点について解説しました。
パソコンには重要なデータが入っているので、安全に消毒作業を行うことができる専門業者への依頼をご検討ください。
「社内のパソコン消毒を依頼したい」
「消毒作業の見積もりをしてほしい」
とお考えの事業者様は、ぜひEMEAO!にご相談ください。
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この記事を書いた人
編集部員 城下
EMEAO!編集部員の城下です。雑誌編集者と人材コーディネーターの勤務経験を生かし、現在はWebコンテンツの作成を担当しています。業者選定ガイドでは真っ白でクリーンな情報を届け、皆様にとって有益な知識の溢れるお城となるようなメディアを目指します。よろしくお願いします!