オープンソース型グループウェアを導入するメリットデメリット
公開日:2019.12.17 最終更新日:2020.07.20
グループウェアを導入するにあたり、気になるのがコストの問題です。
グループウェアの導入を検討されている企業様の中には、予算を抑えたい、できれば無料で使いたいという方は多いのではないでしょうか?
グループウェアを導入する際に選択肢の1つにあがるのが、オープンソース型グループウェアです。
オープンソース型は無料で使用できる場合が多くあります。
この記事では、コストを抑えてグループウェアの導入を検討している企業様に、オープンソース型グループウェアのメリットとデメリットを解説していきます。
オープンソースとは
オープンソースとは、グループウェアの設計図が公開されている状態をさします。
自社にエンジニアがいれば、自由にカスタマイズができるツールです。
商用および非商用に関わらず利用、改修、頒布することが許可されています。
オープンソース型グループウェアメリットとデメリットを解説
オープンソース型グループウェアのメリットとデメリットを解説します。
オープンソース型グループウェアのメリット
①自社に最適なグループウェアに改修できる
オープンソース型グループウェアを利用する最大のメリットは、機能を自由にカスタムできることです。
オープンソース型ソフトウェアは、利用者側でカスタムすることを前提としています。
機能を作り変えることが前提のため、初期の時点では一般的なグループウェアと比較するとできることは限られています。
独自の機能やレイアウトにすることができるので、自社に最適なグループウェアを作ることが可能です。
②無料でグループウェアを利用できる
オープンソースのグループウェアは無料で利用できるものが多くあります。
グループウェアで機能が充実しているものを導入すると、社員数に応じて料金がかかってしまいます。
オープンソース型グループウェアなら作り変えることで、無料でも自社に合ったグループウェアを利用できます。
グループウェアにコストをかけずに、自社の業務課題を解決したいときに有効なツールになります。
オープンソースのグループウェアのデメリット
①オープンソースを変えるために専門的な知識が必要
オープンソース型グループウェアは自由にカスタマイズできますが、ソースコードを書き換えるには専門的な知識が必要です。
また、導入の際には周辺機器やサーバーをすべて自社で準備と設定をする必要もあるため、エンジニアがいなければ運用が難しくなります。
②サポートサービスがない場合もあります
一般的なグループウェアと違い、サポートサービスがないことがあります。
無料で使えて機能を自由に変更できる一方、販売されているグループウェアのようなサポート体制は整っていません。
グループウェアに不具合が生じた場合は、自社で対応する必要があります。
オープンソースのグループウェアのメリットとデメリット
オープンソースのグループウェアのメリットとデメリットをご理解いただけたでしょうか?
無料で使えて自社に合ったカスタマイズができる一方で、専門的な知識がないと運用が難しいというデメリットもあります。
エンジニアなど専門的な知識を持っている社員がいない企業様には、自社で運用する必要のないグループウェアをおすすめします。
一方で、専門的な知識を持っている社員がいる企業様には最適なグループウェアの導入方法だと思います。
どちらが自社に合っているかを検討しグループウェアの導入を検討してみてください。
この記事を書いた人
編集部員 岡本
編集部の岡本です。以前はWEBディレクターとして中小企業のホームページ制作のディレクション等をしておりました。ユーザー様の声をきちんとコンテンツの内容や方向性に反映して、より良いメディアに出来るように日々精進してまいります。