導入前に知りたい!グループウェアと社内SNSの違い
公開日:2019.12.18 最終更新日:2020.01.07
近年、社内の業務効率化やコミュニケーションの円滑化のために、ツールを活用する企業が増えてきました。
業務効率化やコミュニケーションの円滑化をはかる際に、比較検討されることが多いグループウェアと社内SNS。
「グループウェアと社内SNSは何が違うのか?」
と疑問に思う方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、グループウェアと社内SNSはどんな機能に違いがあるのかを解説します。
グループウェアと社内SNSの違いを知りたい企業様や業務効率化を目指している方は、ぜひご覧ください。
グループウェアと社内SNSの機能を解説
まずは、グループウェアと社内SNSの機能を解説します。
グループウェアとは
グループウェアとは、社内全体だけでなく部署やチームごとで社員の予定や業務の進捗状況を共有できるツールです。
社員同士だけでも利用できるメッセージ機能や社内全体で利用できる掲示板機能もありますが、メインの機能は共有された情報をひとまとめに管理することです。
ワークフローシステムや会議室・設備の予約などの機能を付けることもでき、各方面に確認する手間が省けます。
グループウェアはビジネスに必要な機能がまとまっています。
多くの企業が課題にしている業務効率化を実現するために、必要なツールです。
社内SNSとは
社内SNSとは、社員同士が即時で情報交換できるコミュニケーションツールのことをさします。
グループチャットや掲示板などを開設する際に許可が要らないので、誰でも簡単に開設することが可能です。
気軽にコミュニケーションの場を開設できるので、業務に対する疑問やディスカッションの場として利用できます。
いいね!など手軽なリアクションやタイムライン上のやり取りを時系列でさかのぼれます。
TwitterのようなSNSが、社内版として使われているようなイメージです。
グループウェアと社内SNSは利用目的が違います
グループウェアと社内SNSの機能の違いについて解説しました。
グループウェアは、社内SNSのように個人間のコミュニケーションに役立つチャット機能が付いています。
それに加えて、社員のスケジュールや業務の進捗を見える化できたり、実務の役に立つ機能が多く備わっています。
一方、社内SNSは社員同士の意見交換やコミュニケーションを増やすことが目的です。
意見交換を活発化することに特化したツールとして開発されています。
会社の全体的な情報共有ではなく、社員間での意見交換や要望の出し合いをしやすいことに強みがあります。
業務全般の改善ならグループウェア、意見交換やコミュニケーションを活発にしたいなら社内SNSがおすすめです。
社内環境や業務の改善のためにツールを導入する目的を明確にして、自社に合ったツールを導入しましょう。
この記事を書いた人
編集部員 岡本
編集部の岡本です。以前はWEBディレクターとして中小企業のホームページ制作のディレクション等をしておりました。ユーザー様の声をきちんとコンテンツの内容や方向性に反映して、より良いメディアに出来るように日々精進してまいります。