
LED照明の特徴とは?と蛍光灯との違い
公開日:2020.11.02 最終更新日:2021.08.10
“LED照明は従来の蛍光灯よりも省エネである”と聞いたことがありませんか?
LED照明への交換は自治体によっては省エネ関連の補助金が出る場合もあり、事業所で蛍光灯を使われている場合はぜひ交換をおすすめします。
今回は、LED照明の特徴と、蛍光灯との違いを解説していきます。
事業所で蛍光灯をお使いの事業者様は、ぜひご一読ください。
LED照明とは?
LEDとは「Light Emitting Diode」の頭文字からとった言葉で、電気を流すと光る性質を持っている半導体のことを言います。
別名「発光ダイオード」とも呼ばれ、道路の信号機や電光掲示板の表示などもLEDに切り替えられてきているのです。
このLEDを使った照明がLED照明であり、家庭で使われる照明をはじめ施設照明・屋外照明などにも利用されています。
LED照明と蛍光灯の違い
LED照明と蛍光灯の違いは3つあり、いずれもLED照明のほうが大きなメリットがあります。
違い①LED照明は寿命が長く、高い省エネ効果が期待できる
ここでは、省エネ効率について具体的な数値を見てみましょう。
白熱電球の寿命は1,000~2,000時間程度、蛍光灯の寿命は13,000時間程度であるのに対し、LED照明の寿命は約40,000時間です。
つまり、LED照明の場合、白熱電球の40倍、蛍光灯の4~5倍長持ちすることになります。
LED照明は他の照明と比べて長寿命であるという特徴があり、頻繁に交換する必要がありません。
白熱電球を使っていたときはしょっちゅう切れてしまい、取り替えの手間を煩雑に感じていた人も、LED照明に変えてからはほとんど取り替える必要がなくなったと感じることが多いようです。
また、蛍光灯は紫外線を発生させて光りますが、LED照明は紫外線放出量が少ないので美術館などでも使用できます。
このような面でもLEDは環境に優しく、どのような場所でも使える照明であると言えます。
違い②LED照明のほうが電気代を節約できる
単品の価格面ではLED照明に比べて蛍光灯の方が安い傾向にあります。ただし、LED照明や蛍光灯の価格は形状や光の強さなどによってケースバイケースなので、ここでは電球タイプで両者の維持費を比べてみましょう。
現在、電球型蛍光灯は500円前後、LED電球では1,000円前後で購入が可能です。
価格だけ見るとLEDは蛍光灯の2倍しますが、長寿命なので交換頻度が少なくて済み、長い目で見れば電気代が節約できます。
照明は毎日継続して使うので、LED照明に取り替えるだけで電気代もかなり節約できるのは嬉しいですね。
たとえば、1日約10時間使用する場合、500円の電球型蛍光灯は10年間で2回程度交換が必要となり、必要経費は1,500円です。
(10年間の使用時間合計36,500時間÷蛍光灯の寿命13,000時間)
一方、LED電球は交換不要で、最初の購入価格1,000円のみ必要となる計算です。
(10年間の使用時間合計:36,500時間÷蛍光灯の寿命40,000時間)
現在、LEDは一般的に普及してきているため、LED照明と蛍光灯との価格差は狭まってきています。
LEDのその他の特徴を総合考慮すると、LED照明を利用するメリットはより大きくなっていると言えるでしょう。
違い③LED照明のほうが見た目が美しい
蛍光灯は寿命が近くなると黒ずんできたり、明るさが低下してくるなどのデメリットがありますが、LEDではこのような現象は見られません。
さらに、LED照明は小型化しやすいことから装飾用としての需要も高まっています。
LED照明は蛍光灯の5倍近く寿命が長く、電気代の節約にもなるという優れた特徴が
いかがでしたか?
LED照明の特徴や蛍光灯と比較した際のメリットについて、ご理解いただけましたでしょうか。
LED照明は蛍光灯よりも寿命が長いため頻繁な交換の手間がないため環境にも優しく、電気代も節約できる次世代の照明です。
長く使っていくほどコストパフォーマンスが高く利用できるため、現在蛍光灯をご利用の場合はできるだけ早い交換をおすすめします。
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この記事を書いた人
編集部員 岡本
編集部の岡本です。以前はWEBディレクターとして中小企業のホームページ制作のディレクション等をしておりました。ユーザー様の声をきちんとコンテンツの内容や方向性に反映して、より良いメディアに出来るように日々精進してまいります。





