屋外用LED照明2タイプのそれぞれの特徴
公開日:2020.12.04 最終更新日:2021.08.10
「屋外に設置するLED照明を探しているけれど、どれがいいかさっぱりわからない」
「そもそも、屋外用と屋内用では何が違うんだろうか」
とお困りのご担当者様もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は屋外向けLED照明の概要と、屋外用照明の2つのタイプについてご紹介いたします。
屋外用LED照明選びにお悩みのご担当者様は、ぜひ参考にしてみてください。
屋外向けLED照明とは
屋外向けLED照明とは、その名の通り建物の外で使用するために作られたLED照明です。
屋外用のLED照明は、屋外での長期間の利用に耐えうる、高い耐久性を有しています。
屋外に設置する照明装置は雨や雪などに晒されるので、高い防水性が求められるのです。
さらに、強風(台風・竜巻など)や飛来物に耐えられるだけの十分な強度も必要とされます。
また、屋外向け照明は夜間の街灯や防犯灯、ビルの看板など、高い場所に設置されていることがよくあります。
屋外向けLED照明は寿命が長く、交換頻度が非常に少なくてすみます。
メンテナンスコストを節約することができるので、ランプの交換が容易ではないところへの設置に最適です。
屋外向けLED照明の2つのタイプの特徴を紹介
屋外向けLED照明といっても、実は大きく看板用と街路灯・防犯灯用の2タイプにわけられます。
ここからはそれぞれのタイプの特徴をご紹介します。
タイプ①看板用屋外向けLED照明
まずご紹介するのは、夜間に看板を照らすために使われる看板用屋外向けLED照明です。
看板用のLED照明の最大の特徴は、光量や光の照射角度を自由に変えられることです。
従来使われていた水銀灯や蛍光灯は広範囲に光が拡散するので、不必要な場所まで照らしていました。
一方で、LEDの光は指向性が高いので、必要な部分のみを過不足なく照射するように調整が可能です。
ピンポイントで必要な強さの光を照射するので、電気代の節約が期待でます。
また、看板用屋外向けLED照明は、サイズ・形状・出力が幅広く用意されているので、用途に応じて選べます。
大型看板用の灯光器は受注生産になるため準備に時間はかかりますが、設置場所やサイズに応じて自由に設計ができることはメリットともいえます。
タイプ②街路灯・防犯灯用屋外向けLED照明
夜間に暗くて人が少なくなる路地や公園には、安全のための街路灯や防犯灯が設置されています。
従来の街路灯には水銀灯や蛍光灯が用いられていましたが、電気代の節約のためにLED照明への置き換えが進んできました。
街路灯・防犯灯用の屋外用LED照明は、明るさや照射範囲、器具の形状が水銀灯・蛍光灯と同じになるように調整されています。
水銀灯をLEDに置き換えることで約72% 、蛍光灯をLED照明に交換することで約62%もの省エネ効果が期待できます。
LED化により電気代が大幅に節約できるので、その分多くの場所に防犯灯を設置できるでしょう。
さらに、LEDは消費電力を大幅に抑えることが可能なので、太陽電池との相性も良くなっています。
太陽電池式のライトは災害などで停電時でも稼働するので、災害時の安全確保にも有効です。
屋外向けLED照明は耐久性が高く電気代の削減も可能
以上、屋外向けLED照明とは何かという概要から、2つの照明タイプの特徴までご紹介してきました。
屋外用向けLED照明は耐久性が高いためメンテナンスコストがあまりかかりません。
また、水銀灯や蛍光灯と比べて、電気代の節約が期待でます。
「さっそく看板の照明を屋外向けLED照明に取り換えよう!」
「街路灯を全てLED照明に取り換えるとどれくらいの費用がかかるんだろう……」
と思われたご担当者様はぜひEMEAO!にお問い合わせください!
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この記事を書いた人
編集部員 河田
編集部員の河田です。編集プロダクションでの書籍編集の経験を経て、現在はEMEAO!のWebコンテンツ編集・執筆とお客様へのインタビューを担当させていただいています。日々、コツコツと皆さんのお役に立つ情報を発信していきます!よろしくお願いします。