
LED照明の発光効率とは?白熱電球とどっちがお得か比較
公開日:2021.03.10 最終更新日:2021.08.10
LED照明の性能を示す値としてよく「発光効率(lm/W)」が使われていますが、「電力量(w)」とは何が違うのでしょうか?
今回は、LED照明における発光効率の概要と、白熱電球との発光効率の違いを解説します。
LED照明への入れかえを検討中の事業者様は、ぜひチェックしてみてください。
LED照明における発光効率とは
LED照明における「発光効率」とは、照明機器の光源に与える電力量(ワット数)に対し、光源から発する全光束(lm)の効率を評価する指標です。
発光効率の単位は「lm/W」と表現されます。
1Wの電力でどれだけの光量を発生させられるかを表す値だと考えると分かりやすいでしょう。
発光効率が高いほど、1Wの電力で発生できる光量が高くなります。
つまり、発光効率の数値が高いほどその電球の効率が良く省エネ性が高いといえます。
発光効率が使われるようになった理由
LED照明が登場する前は、電球の明るさを示す基準としては長い間「ワット数」が使われてきました。
白熱電灯だけの話であれば、ワット数が大きければ大きいほどその電球は明るくなるといえたからです。
ところが白熱電球とLED照明の変換効率には大きな差があり、白熱電灯とLED照明では同じワット数でも明るさが異なります。
そこで、明るさを示す基準として発光効率が使われるようになったというわけです。
LED照明と白熱電球の発光効率の違い
では、LED照明と白熱電球ではどれくらい発光効率の違いがあるのかというと、LED照明は白熱電球より100lm/W以上発光効率が高いです。
白熱電球の発光効率は、効率がいいものでも35lm/W程度。
それに対してLED照明の場合、発光効率は平均して150lm/W前後あります。
LED照明における発光効率とは、1Wでどれだけの光量を発生できるかを表す値
以上、LED照明における発光効率とは何かという概要と、LED照明と白熱電球との発行効率の違いについて解説してきました。
発光効率とは1Wで発生させられる光量を表す指標です。
LED照明の発光効率が150(lm/W)前後なのに対し、白熱電球は高くても35(lm/W)ほど。
いかにLED照明の発光効率が高く省エネ性が高いかがお分かりいただけるのではないでしょうか。
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この記事を書いた人
編集部員 河田
編集部員の河田です。編集プロダクションでの書籍編集の経験を経て、現在はEMEAO!のWebコンテンツ編集・執筆とお客様へのインタビューを担当させていただいています。日々、コツコツと皆さんのお役に立つ情報を発信していきます!よろしくお願いします。





