防水・防塵性の高いLED照明を選ぶそれぞれの目安
公開日:2021.03.25 最終更新日:2021.08.10
本記事では、LED照明の防塵・防水性を判断する際に知っておきたいポイントについて解説します。
LED照明の導入をご検討の事業者様は、LED照明を選ぶ際の参考にして頂ければと思います。
LED照明の防塵性を判断するポイント
LED照明を選ぶ際は、適切な性能や安全性を確保するための保護等級を確認する必要があります。
保護等級の中でも、粉塵の侵入に対する防御力を示す指標が「防塵等級」です。
防塵等級は、0級~6級までの7段階に分けられて規定されており、数値が大きくなるほど高性能となります。
目的に応じて、最適な防塵等級を備えたLED照明を選ぶのがポイントです。
例えば、粉末の飛び散る工場や屋外の粉塵が多い環境で使用する場合であれば、最上級である6級の防塵LED照明が最適だと言えます。
一方で、一般的な住宅や事務所内であれば清掃などにより清浄な空間になっていることが多いため、防塵等級についてはそれほど意識しなくても良いでしょう。
防塵等級の目安
- 0級は、保護されていない
- 1~2級は、手・指が内部に入らない
- 3~4級は、工具の先端やワイヤーが内部に入らない
- 5級は、有害な影響が発生するほどの防塵が内部に入らない
- 6級は、防塵が内部に入らない
LED照明の防水性を判断するポイント
次に、水の侵入に対する防御力を示す指標が「防水等級」です。
防水等級は、0級~8級までの9段階に分けられて規定されており、数値が大きくなるほど高性能となります。
例えば、水に濡れたり湿気が多かったりする浴室の照明には4級~5級の等級がオススメです。
また、屋外照明に関しては、台風や豪雨の災害にも耐えられる6級以上の照明を設置するとよいでしょう。
各等級の防水能力を確認した上で、用途に応じて安全に設置できる等級のLED照明を選択するようにしましょう。
保護等級が高いものは高価になりやすい傾向にあるため、LED照明を設置する環境に応じた等級のものを使うのがオススメです。
防水等級の目安
- 0級は水への防水性がない
- 1級~3級は、一定の範囲で落ちる水滴に耐えることができる
- 4級~5級は、あらゆる方向からの飛沫や噴流水への防水性がある
- 6級以上は、台風や豪雨にも耐えられるの防水性がある
LED照明の防塵・防水性を判断するポイントは、環境に応じた適切な等級のものを利用すること
以上、LED照明の防塵・防水性を判断する際に知っておきたいポイントについて解説してきました。
LED照明を選ぶ際の参考になりましたでしょうか?
防塵・防水性については、各等級ごとの性能について把握するようにしましょう。
また、等級が高くなると高価になるため、環境に応じた適切な等級のLED照明を選択するようにしましょう。
「どの等級のLED照明が適しているかわからない?」
といった事業者様・管理者様はぜひ業者紹介サービスEMEAO!をご利用ください。
お客様のご要望をお伝えいただければ、条件に合った優良なLED業者のみを選定し、無料にてご紹介いたします!
この記事を書いた人
竹中 崇紘
EMEAO!編集部員の竹中です。EMEAO!前身サービスのBtoBお問い合わせメディアの営業責任者を経て、 現在はEMEAO!のWebコンテンツの作成を担当しています。 営業で培った経験を活かし、皆様にとって実のある情報を発信していきます!よろしくお願いします。