
美容室の店舗に最適な照明を選ぶための4つのポイント
公開日:2021.06.27 最終更新日:2021.07.06
このコラムでは、美容室の店舗に最適な照明を選ぶための4つのポイントについて解説します。
店舗内の照明選びに悩んでいる事業者様は、ぜひご一読ください。
美容室に最適な照明を選ぶ4つのポイント
美容室では、カット時の手元の見えやすさ・カラーリングを美しく見せるなど、照明選びが重要となります。
また、セット面とは別のシャンプースペースなど、シチュエーションに合わせた照明選びも大切です。
美容室のシチュエーションごとに、最適な照明選びのポイントをおさえていきましょう。
ポイント①法律に遵守した明るさ
美容室の照明の明るさは、美容師としての業務を適正に行うための“美容師法施行規則”に「作業面の照度を100ルクス以上とすること」と定められています。(引用元:美容師法施行規則)
100ルクスはだいたい外灯下くらいの明るさなので、作業をするには見えにくい明るさです。
そこで参考にしたいのが、さまざまな作業内容や空間の用途に応じた「推奨照度」を定めた“JIS照明基準総則”です。
セットやカラーリングを行う美容室の明るさは、1,000ルクス以上を推奨しています。(引用元:JIS照明基準総則)
100ルクスでは暗い印象を与えてしまうので、1,000ルクス(百貨店売り場以上)の明るさを目安にしてください。
ポイント②カラーリングスペースは昼光色と電球色
カットやカラーリングを行うセット面の天井の明るさは、正確な色を確認しやすい「昼光色」の照明が最適です。
逆に、セット面の正面と下側には、肌の色をきれいに見せるオレンジ系の「電球色」を設置しましょう。
逆の配色で照明を配置すると、肌がくすんで見えたり、カラーリングがイメージ通りではないとクレームに繋がることもあるので注意してください。
ポイント③シャンプースペースは電球色
シャンプー台のあるスペースは、リラックスした空間が演出できるように、明るさが控えめの「電球色」が最適です。
特に、バックシャンプーの場合は照明がまぶしく感じるので、光が直接目に入らない箇所に配置することをおすすめします。
ポイント④雰囲気に合った照明
セット面やシャンプースペース以外は、お店の雰囲気に合った照明でOKです。
ペンダントライトでおしゃれな雰囲気を作ったり、スポットライトでモダンな雰囲気を作るなど、好みの照明を楽しんでください。
美容室の照明は作業内容やお店の雰囲気に合わせて選ぼう!
以上、美容室の店舗に最適な照明を選ぶための4つのポイントについて解説しました。
照明を上手に活用することで、お客様に満足いただけるサービスを提供することができます。
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この記事を書いた人
編集部員 城下
EMEAO!編集部員の城下です。雑誌編集者と人材コーディネーターの勤務経験を生かし、現在はWebコンテンツの作成を担当しています。業者選定ガイドでは真っ白でクリーンな情報を届け、皆様にとって有益な知識の溢れるお城となるようなメディアを目指します。よろしくお願いします!





