システム開発のフルスクラッチ開発とパッケージ開発の違いとは
公開日:2021.01.05 最終更新日:2021.01.05
システム開発におけるフルスクラッチ開発とパッケージ開発
システム開発法は大きく分けてフルスクラッチ開発とパッケージ開発に分けられます。
それぞれの開発方法にはメリットとデメリットがあり、状況によって最適な方法が異なります。
今回はそれぞれの開発方法についての特徴と違いを解説します。
システム開発のフルスクラッチ開発とは
フルスクラッチ開発は1からクライアントの事情に合わせてオーダーメイドのシステムを開発する事を指します。
既存の物を流用しない事がフルスクラッチの特徴で、要件定義と言ってクライアントから、「どういった機能のシステムが欲しいのか」を詳細に聞き取った上で、自社の技術力でそれを可能な限り実現する様に開発企業は努力していく事になります。
また、スクラッチ開発という言葉もありますが、これはフルスクラッチ開発と同意語であります。
導入の流れとしては、詳細な内訳は要件定義と方式設計、詳細設計と実装と単体テスト、そして最後に結合テストと運用テストで7つの段取が順に設定されています。
システム開発のパッケージ開発とは
システム開発で利用したパッケージ開発とは、既に市販されている一般流通しているソフト等を使ってシステム開発をする事です。
従来のソフトをそのまま使う事で事足りてしまうケースも無いではありませんが、それだけではまだ足りないという様な時にソフトに一定の手を加えたり、補助する為の方法を加えるなりしつつ、システムを構築していきます。
フルスクラッチ開発の時の様にオーダーメイドではありませんので、上手く行けばコストが相当抑える事が出来ますし、導入までの時間も最低限で済むというメリットがあります。
ただしカスタマイズをした場合、ある程度の不具合やエラーが発生してしまうケースもあります。
フルスクラッチ開発とパッケージ開発の違い
フルスクラッチ開発とパッケージ開発の違いは、1からオーダーメイドで開発するか既製品を流用するかの違いです。
どちらの開発方法が優れているのかという点は、それぞれの状況によって全く変わりますので一概には言えません。
簡単な作業であれば、従来の既製品で十分対応可能であり準備期間が3ヶ月以下という場合は、パッケージの方が適しています。
しかし、既製品には無い特殊な機能がどうしても必要で準備期間が半年以上見込めるというならば、フルスクラッチ開発の方が最適です。
必要な機能やシステムを使う目的などを考慮して適した方法を選ぶべきと言えるでしょう。
フルスクラッチ開発は1からオーダーメイドでシステム開発する方法
以上、システム開発におけるフルスクラッチ開発とパッケージ開発
フルスクラッチ開発は1からオーダーメイドでシステムを開発する方法です。
パッケージ開発は、既製品を流用して独自のシステムにカスタマイズをする方法です。
どちらがよいかとは一概に言えないため、必要な機能や目的に合わせて最適な開発方法を選ぶ必要があります。
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
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