決済代行の審査手順は?チェックポイントとともにわかりやすく解説!
公開日:2020.02.18 最終更新日:2024.08.16
「決済代行を導入したいけど、一回で審査に通過できるか不安」
「そもそもどういった流れで審査が行われるの?」
このように、いざ具体的に決済代行の導入をイメージすると、意外と不透明な部分が多いことがわかります。
そこで本記事では、審査の流れや審査に通過しやすいポイントを解説します。
決済代行の導入をお考えの事業者様は、ぜひ最後までご覧ください。
- 決済代行の審査の流れ
- 審査に通過するためのポイント
関連記事:決済代行会社の失敗しない選び方とは?EMEAO!業者選定ガイド【決済代行】
決済代行の審査の流れ
ここからは、決済代行の審査の流れを3つのステップで解説します。
ステップ①必要書類を決済代行会社へ提出する
まずは必要書類を、決済代行会社へ提出します。
決済代行会社に用意された申込書や、印鑑証明書、販売許可書など、決済機関により必要な書類の組み合わせは異なるため、きちんと確認しておきましょう。
ステップ②決済代行会社が決済機関に審査を依頼する
審査を行うのは決済代行会社ではなく、決済機関です。
決済代行会社から決済機関へ依頼が入り、必要書類が渡されることで審査が始まります。
機関ごとに審査内容は異なりますが、次章での「審査でチェックされるポイント」をよく確認しておくことである程度の対策ができます。
また、審査期間も状況により大きく異なり、2週間程度で審査結果が出るケースや、1ヵ月以上かかることもあります。
ステップ③審査通過後、本契約・費用の入金
無事に審査通過となったら、決済代行サービスの本契約となります。
このときに初期費用の入金が費用となります。
決済代行の審査でチェックされるポイント
ここからは、決済代行の審査において、審査基準となることが多いとされているポイントを紹介します。
ポイント①そもそも自社サイトが存在するか
審査の時点で自社サイトが存在しており、きちんと作られているかという点は審査対象になると言われています。
ECサイトに決済代行を導入したい場合は、そのECサイトが利用可能な状況で、サービスの内容がわかるようになっているか。
実店舗であれば、経営歴などが確認できる自社サイトがあるかが大切なポイントです。
この場合、無料のブログサービスでも代用できそうな印象がありますが、自店舗の信頼度をアピールするのであれば、きちんとWebサイトを作っておくことが望ましいです。
「立ち上げ前の事業のためサイトがオープンできない」という場合は、想定しているサービス内容が具体的に分かるような資料を提出することで審査してもらえる可能性があります。
こちらは申し込み前に、決済代行業者に確認しておきましょう。
ポイント②商品の内容
公序良俗に反するものなど、決済代行サービスのブランドイメージを下げてしまうおそれのあるものは審査に通りにくいとされています。
例えば、アダルト、ギャンブル、出会い系サイトに関連するものです。
他にも、ペットなどの生き物や、日本では認可されていない個人輸入の薬なども通過しづらい傾向があります。
ポイント③経営実績があるか
申請をする事業以外に、申請者にこれまでの経営実績があるか?という点も、審査通過における重要なポイントです。
特に、ECサイトに決済代行を導入したい場合は、お客様と直接顔を合わせることがなく金銭および商品のやり取りがされるため、トラブル発生のリスクがあります。
そのため、ECサイトの場合は特に経営実績の審査は厳格になります。
もし、今までに実績のない場合は、まずは実店舗での経営で実績を積むなど、少々遠回りにはなってしまいますが、信頼性を積み重ねていくことが後々の成功につながります。
関連記事:決済代行会社の見積り比較ポイントは?手数料の相場や費用の内訳も解説
決済代行の審査に通過するためには、しっかりとポイントを抑えて申請しよう
今回は、決済代行の審査の流れと、抑えておきたいポイントについて解説しました。
審査のために何をすればよいのか、というイメージができましたでしょうか?
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この記事を書いた人
編集部員 城下
EMEAO!編集部員の城下です。雑誌編集者と人材コーディネーターの勤務経験を生かし、現在はWebコンテンツの作成を担当しています。業者選定ガイドでは真っ白でクリーンな情報を届け、皆様にとって有益な知識の溢れるお城となるようなメディアを目指します。よろしくお願いします!