スキャニング代行サービスにおける溶解処理の方法とは
公開日:2021.01.07 最終更新日:2021.02.18
今回は、スキャニング代行が提供しているオプションサービスの1つ「溶解処理」の方法から、行うメリットまで解説します。
スキャニング依頼時にオプションを付けるか迷っている事業者様は、ぜひ参考にしてみてください。
スキャニング代行サービスの溶解処理とは
スキャニングを行った後の紙原本は、保管を必要としない場合であれば処分されることがほとんどです。
しかし、処分する方法を間違えると機密情報や個人情報などの重要事項が漏洩するリスクもあります。
スキャニングにおける溶解処理とは、第三者に利用されないようにスキャニング処理後の原文書を溶解することです。
具体的な方法としては、パルパーと呼ばれる溶解釜内廃棄対象の紙文書と水を混ぜ、鋭い刃で粉砕しながら液状化します。
溶解処理による書類の廃棄は機密性が高く、紙をリサイクルすることもできるという特徴があります。
溶解処理以外の処理方法
スキャニング代行業者の多くは、希望すれば廃棄処理まで行ってくれますが、その方法は業者によってさまざまです。
スキャニング代行業者の行う文書処理の方法として、溶解処理のほかに大型のシュレッダーによる裁断処理もよく用いられます。
シュレッダーによる細断処理とは、対象の文書を細かく切り刻むことで情報を読み取らせないようにすることです。
業者の活用するシュレッダーは大型のものがほとんどで、大量の文書も即時に細断処理できます。
ただし、クリップなどの留め具を除去する手間がかかります。
スキャニング後のオプションとして溶解処理を選択するメリット
スキャニングにおける溶解処理を選択するメリットは、以下の3点です
- クリップやホッチキスなどの留め具を外さず処理できる
- 文書を再現することが不可能
- 溶解処理後に再生資源として利用できる
溶解処理を選択すれば、クリップなどの留め具を外さずに段ボールに詰められたまま処理が可能なので、中身を見られるリスクがありません。
また、細断処理であれば手間暇はかかりますが文書の再現が不可能ではないのに対し、溶解処理を行えば文書を再現することは不可能です。
さらに、溶解処理後は再生資源として利用できるため、環境負荷の観点でも溶解処理はエコな技術といえます。
スキャニングにおける溶解処理とは機密性の高い文書の処分方法
以上、スキャニングにおける溶解処理の概要とメリットを解説してきました。
溶解処理は、スキャニング後の不要になった文書等を液状化に溶解することで、復元不可能な状態にする方法です。
そのため機密性が高く、一度に大量の文書の処理が可能です。
ただし溶解処理に対応しているかは業者によって異なるため、事前に確認が必要です。
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
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