書籍の電子化をスキャニング代行会社に依頼する4つのメリット
公開日:2020.07.31 最終更新日:2020.08.27
「たくさんある書籍を電子化したいけど、従業員にスキャンしてもらうか外注するかどちらにしよう……」
とお困りの事業者様もいらっしゃるのではないでしょうか?
社内でスキャンを行うのは大変ですが、外注するとそれなりに費用が発生するので判断に迷いますよね。
そこで本記事では、書籍の電子化をスキャニング代行に依頼するメリットをご紹介していきます。
書籍の電子化を外注するかどうかお考え中の事業者様は、ぜひご一読ください。
書籍の電子化をスキャニング代行に依頼するメリットとは?
それではさっそく、書籍の電子化をスキャニング代行に依頼するメリットをご紹介していきます。
メリット①完成品のクオリティが高い
まずあげられるのは、当然ながら社内でスキャンをするよりもスキャニング代行に依頼したほうが完成品の仕上がりが格段にきれいという点です。
書籍の電子データ化は複合機のスキャナーを使って自社内で行うことも可能ですが、ガラス天板で挟み込むタイプのスキャナー(フラットヘッド型)でのスキャンは、書籍の中央部分に影や歪みが出やすくなります。
一方、スキャニング代行業者を利用すると、上向きに見開いた書籍を上方からカメラでスキャンするオーバーヘッド型のスキャナーを利用するため、影や歪みを最小限に抑えることが可能です。
また劣化している書籍には、画像処理を行うなど、さらに技術の高い作業が必要になります。
メリット②スキャンの手間・コストの削減
次にご紹介するのは、スキャンにかかる手間とコストが削減できるというメリットです。
スキャンを行うには書籍を1ページずつめくり、スキャナーにかけたり書籍を分解したりする必要があります。
また、スキャン後のファイルにタイトルをつけるなどの作業も、その後の運用のことを考えると必須です。
これらの作業をするために1冊にあたりに1時間かかると仮定した場合、100冊で100時間の作業量が必要となり、時給1,000円でも10万円の人件費が必要です。
効率化を図るために書籍用のスキャナーを購入する場合、数十万円から数百万円の費用がかかります。
一方で、スキャニング代行に依頼すれば手間をすべて省くことができ、1冊100円程度に価格を設定している業者もあるので内製するよりコストがかかりません。
メリット③劣化の回復・回避
スキャニング代行に依頼して電子データ化すれば、日焼けや黄ばみ、シミなどで劣化してしまった書籍でも、綺麗な状態に回復させて保管できます。
電子データは劣化しないため、書籍の状態よりも長く良好な状態を維持できます。
そのため、特に古い書籍が多い場合には、スキャニング代行への依頼がおすすめです。
ただし、黄ばみやシミなどの除去には追加のオプション費用がかかることもありますので、事前に確認しておきましょう。
メリット④検索性の向上
スキャニング代行で書籍を電子データ化すれば、ファイル名で目的の書籍をすぐに見つけ出せます。
さらに、電子データ化した書籍データに、画像内のテキストを文字として読み取れる「OCR」処理を行っておけば、書かれている内容をテキストで検索することも可能です。
本棚からしらみ潰しに探す必要がなくなるため、作業効率が向上し、コア業務への注力など社内リソースの確保につながります。
書籍の電子化をスキャニング代行に依頼すると、黄ばみやシミやまでしてもらえる!
以上、書籍の電子化をスキャニング代行に依頼するメリットについてご紹介してきました。
クオリティが高かったり手間・コストを削減できるだけではなく、黄ばみやシミの除去をしたり検索しやすいようにデータを整理してもらえたりと、書籍の電子化を外注するメリットはたくさんあります!
「自社の従業員に任せるよりも、スキャン代行に依頼したほうがよさそうだな」
そう思われた事業者様はぜひEMEAO!にお問い合わせください。
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この記事を書いた人
編集部員 河田
編集部員の河田です。編集プロダクションでの書籍編集の経験を経て、現在はEMEAO!のWebコンテンツ編集・執筆とお客様へのインタビューを担当させていただいています。日々、コツコツと皆さんのお役に立つ情報を発信していきます!よろしくお願いします。