【システム開発用語集】ウォーターフォールモデルとは
公開日:2020.11.25 最終更新日:2021.08.06
システム開発におけるウォーターフォールモデルとは、上流工程から下流工程へ順番に開発していく手法です。
「ウォーターフォール(waterfall)」は日本語で「滝」を意味し、上から下へ作業が降りていく工程が滝を連想させるためこの名称がつけられました。
システム開発にはいくつかの開発手法があり、ウォーターフォールモデルが最も一般的です。
ウォーターフォールモデルの開発工程は、大きく「企画」「設計」「実装」「テスト」の4つに分けられ、この順番に作業が進められていきます。
はじめに4つの工程に分けて綿密に計画を立てて開発がスタートするので、工数管理がしやすいというメリットがあります。
ただし、打ち合わせの段階で何を作るかを明確にして、完璧な計画を練る必要はあります。
また、仕様の変更やトラブルが生じた際には、計画が大幅にズレてしまうというデメリットも。
そのため、ウォーターフォールモデルは、業務システムなどの大規模なシステム開発や制作したいものが明確に決まっている場合に向いています。
この記事を書いた人
編集部員 河田
編集部員の河田です。編集プロダクションでの書籍編集の経験を経て、現在はEMEAO!のWebコンテンツ編集・執筆とお客様へのインタビューを担当させていただいています。日々、コツコツと皆さんのお役に立つ情報を発信していきます!よろしくお願いします。