
システムの開発手法であるフルスクラッチとパッケージの違い
公開日:2021.01.05 最終更新日:2021.08.17
このコラムでは、システム開発におけるフルスクラッチ開発とパッケージ開発の違いについて解説します。
それぞれの開発方法のメリットとデメリットを知って、目的・状況に最適な方法を選ぶようにしましょう!
システム開発におけるフルスクラッチ開発とパッケージ開発の概要
システム開発法は大きく分けてフルスクラッチ開発とパッケージ開発に分けられます。
ここではまず、それぞれの開発方法についての概要を解説します。
システム開発のフルスクラッチ開発とは
フルスクラッチ開発は既存の物を流用せず、1からクライアントの事情に合わせてオーダーメイドのシステムを開発することを指します。
フルスクラッチ開発と同意語です。
開発企業は、まずどういった機能のシステムが欲しいのかという要件定義をクライアントから聞き取ります。
そして、開発企業は自社の技術力で要件定義を可能な限り実現する努力をします。
具体的な開発の流れとしては、要件定義、方式設計、詳細設計、実装、単体テスト、結合テスト、運用テストと全部で7つの段取が順に設定されています。
システム開発のパッケージ開発とは
システム開発で利用したパッケージ開発とは、既に一般流通しているソフトなどを使ってシステム開発をすることです。
従来のソフトをそのまま使う事で事足りてしまうケースもあります。
ソフトそのままではまだ足りないという様な時には、一部手を加えながらシステムを構築していきます。
パッケージ開発はフルスクラッチ開発の様にオーダーメイドではありませんので、上手く行けばコストを大幅カットすることが可能です。
また、導入までの時間も最低限で済むというメリットもあります。
ただし、カスタマイズをした場合にはエラーが発生してしまうケースもあります。
フルスクラッチ開発とパッケージ開発の違い
以上説明してきた通り、フルスクラッチ開発とパッケージ開発の違いは、1からオーダーメイドで開発するか既製品を流用するかの違いです。
どちらの開発方法が適しているのかは、それぞれの状況によって全く変わりますので一概にはいえません。
必要な機能やシステムを使う目的などを考慮して適した方法を選びましょう。
従来の既製品で十分対応可能な内容で、準備期間が3ヶ月以下という場合は、パッケージ開発が適しています。
しかし、既製品には無い特殊な機能がどうしても必要で、準備期間が半年以上見込めるというならば、フルスクラッチ開発が最適です。
フルスクラッチやパッケージ開発に対応できる、優良なシステム開発業者の選び方をご覧いただくことで、スムーズな業者選定ができるでしょう。
フルスクラッチ開発はオーダーメイドで、パッケージ開発は既製品を流用してシステム開発する方法
以上、システム開発におけるフルスクラッチ開発とパッケージ開発の違いについて解説しました。
フルスクラッチ開発は、1からオーダーメイドでシステムを開発する方法です。
パッケージ開発は、既製品を流用して独自のシステムにカスタマイズをする方法です。
必要な機能や目的に合わせて最適な開発方法を選びましょう!
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!





