
データベースとファイルシステムそれぞれの特徴や違い
公開日:2021.01.06 最終更新日:2021.05.06
世の中には、データやファイルを適切に保管・整理できる専用システムがあり、“データベース”と“ファイルシステム”は一見役割が近いように感じられます。
自社で導入すべきなのはどちらなのか、両者にどのような違いがあるのかわからないという事業者様もいらっしゃるのではないでしょうか?
本記事では、データベースとファイルシステムはそれぞれどのようなものなのかを解説します。
データの保管や整理をできるシステムについて情報収集をされている事業者様はぜひご一読ください。
データベースとは
データベースとは、特定のITシステムに必要なデータを管理するための保管場所のことです。
データベースで扱うデータは、ログインに必要なIDやパスワード、登録している顧客のデータ、画像、経費の費目などシステムで必要なあらゆるデータです。
通常、データベースを利用するのは主にシステムを開発する業者側です。
そのため、システムを利用するユーザー側からはデータベースが見えるということは基本的にはありません。
データベースソフトとは
ITシステムに組み込むデータベースのほかに、自社でのデータ管理を効率的に行うために使用するデータベースソフトというものがあります。
顧客情報や社内のデータをExcelやGoogleスプレッドシートで管理しているという企業様は多いと思われますが、元々はデータ管理に特化したソフトではないためデータの管理や検索で不便を感じる点やセキュリティ面にもやや不安な点があります。
データベースソフトはデータの保管や検索・閲覧に特化しているため、従来表計算ソフトで行っていたデータ管理業務をより効率的に安全に行うことができるのです。
データベースソフトは既製品もありますが、より自社の業務形態に適したデータ管理を行うために専用のものをシステム開発会社に制作してもらうという方法もあります。
優良なシステム開発業者については、こちらのシステム開発業者を選ぶポイントをご覧ください。
ファイルシステムとは
ファイルシステムとは、コンピュータ上で画像やテキストなどのデータを保存するためのソフトのことです。
ファイルの保存や名前の変更、フォルダを使った保存先の振り分けなどの機能が代表的ですが、ファイルを暗号化してセキュリティ性を向上させたり大きなサイズのファイルを圧縮するといった機能もあります。
パソコンやスマホにあらかじめインストールされている「ファイル」というアプリケーションが該当します。
また、クラウド上で扱えるファイルシステムとしてGoogleドライブやDropboxといったサービスもあります。
ITシステムにおいては、ファイルシステムの共有機能を活用してシステムに必要なデータを複数拠点でやり取りする場合があります。
データベースはデータの管理に特化したシステムで、ファイルシステムは既存のファイル管理システム
以上、データベースと管理システムの違いを解説いたしました。
それぞれとても似ていますが、どのように異なるかご理解いただけたでしょうか?
データベースはシステムに必要なデータの保管場所で、同じ仕組みを活用しデータ管理に特化したデータベースソフトというものもあります。
ファイルシステムとは、パソコンやスマホにあらかじめ設定されているファイルの管理アプリです。
ファイルシステムを使ってExcelのデータを管理するという管理方法をとられることが多いですが、より効率的に、尚且つセキュリティ面も万全な管理を行うにはデータベースの利用がおすすめです。
自社専用のデータベースの開発をご検討の際はEMEAO!にご相談ください。
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この記事を書いた人
編集部員 城下
EMEAO!編集部員の城下です。雑誌編集者と人材コーディネーターの勤務経験を生かし、現在はWebコンテンツの作成を担当しています。業者選定ガイドでは真っ白でクリーンな情報を届け、皆様にとって有益な知識の溢れるお城となるようなメディアを目指します。よろしくお願いします!





