
システムの3つの種類、業務系・Web系・組み込み系の特徴とは
公開日:2021.01.19 最終更新日:2021.05.06
今回は、システムの3つの種類「業務系」「Web系」「組み込み系」それぞれの特徴を解説します。
システム開発をはじめて外注するという事業者様は、どの種類のシステムにするか選択する際の参考にしてみてください。
システム開発の3つの種類それぞれの特徴を紹介
それではさっそく、システム3つの種類「業務系システム」「Web系」「組み込み系」それぞれの特徴について紹介していきます。
違いについて理解することで、どの開発業者に依頼するかを検討する際の参考になります。
また、幅広いシステム開発に対応できる優良なシステム開発業者の選び方をご確認いただくことで、優良な業者を選ぶことができるでしょう。
種類①業務系システム
まずご紹介する業務システムは、主に企業の業務を効率化したり自動化したりするシステムです。
業務用システムは使用目的によってさらにいくつかの種類に分けられ、社内給与システムや勤怠管理システムなどがよく使用されています。
業務用システムを開発する際、エンジニアには対象となる業務に最適な機能を揃えたシステムを作り出すことが求められます。
また、業務システムを導入していない企業であっても、既に業務をパソコンで管理していれば、あらゆる業務を業務システムとリンクさせることが可能です。
種類②Web系システム
Web系システムとは、パソコンやスマートフォンといったWeb端末に搭載されているブラウザ上で動かすシステムです。
主にECサイトやSNS、オンライン掲示板などのWebサービスで利用されます。
仕組みとしては、情報は端末ではなくWebサーバーに保存され、インターネットを介してブラウザからサーバーに供給されます。
そのため、Web系システムには、環境整備といった開発コストや運用の手間がかからりません。
また、Web系システム開発をする際、エンジニアはスピード感を持ちながらシステムを構築する必要があります。
さらに、リリース後はユーザーの反応を見ながら素早く改善することも求められます。
種類③組み込み系システム
組み込み系システムとは、パソコンのような汎用的システムとは異なり、特定の機能を実現するために特化したハードウェアやソフトウェアなどのシステムです。
たとえば、洗濯機や冷蔵庫などさまざまな家電や、エレベーターや信号機といった産業用機器に組み込み系システムが使用されています。
組み込み系システム開発には、ハードウェアとソフトウェアの両面があります。
そのため、開発するエンジニアにはC言語やアセンブリ言語などのプログラミング言語と、組み込み系システム用リアルタイムOSのTRONの知識が必要です。
また、組み込み系システムは複製して多くの製品に利用されるため、緻密なシステム作りが求められます。
システムは種類によって開発目的が異なる
以上、システムの3つの種類、業務系・Web系・組み込み系の特徴をそれぞれ詳しく解説しました。
業務系システムは業務を効率化したり自動化したりするために、システムはWebサービスのために、組み込み系システムは特定の機能を実現するために開発されます。
種類によって開発者に求められる知識・技術も異なるので、求める種類のシステム開発が得意な業者を選ぶようにしましょう。
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この記事を書いた人
編集部員 河田
編集部員の河田です。編集プロダクションでの書籍編集の経験を経て、現在はEMEAO!のWebコンテンツ編集・執筆とお客様へのインタビューを担当させていただいています。日々、コツコツと皆さんのお役に立つ情報を発信していきます!よろしくお願いします。





