
システム開発時の見積もりで確認すべきチェックポイント
公開日:2021.04.06 最終更新日:2021.05.06
システム開発にあたり、クライアントと費用項目を確認しながら見積もりを作成し、合意の上で契約する事が大切です。
このコラムでは、システム開発時の見積もりについて、見積もり時の費用項目と注意すべきポイントをそれぞれ解説します。
システム開発見積りのチェックポイント
システム開発の見積もりを作成するにあたり、何を確認するべきか、何を注意すべきかを事前に知っておくことで、契約までがよりスムーズになり、契約後の認識違いも防ぐことができます。
ここでは、システム開発時の見積もりを作成する際の費用項目と、作成時の注意点などを解説します。
なお、業者を選ぶポイントとしては、こちらの優良なシステム開発業者の選び方をご参照ください。
見積もり時に注意すべきポイント
システム開発時の見積もりで、費用項目とともに確認しておきたいチェックポイントは以下の通りです。
- 作業範囲は明確であるか
- 作業中のリスクが含まれているか
- 理工数が計上されているか
- 調査、分析に必要な工数が含まれているか
- 数字が妥当であるか
- 前提条件が明確であるか
- 必要なハードウェアやソフトウェアの購入金額が含まれているか
- 責任範疇は明確であるか
- 検収方法、検収条件は明確であるか
以上の事柄と同様に、見積もりを複数の会社に依頼することで検討材料を確保し、見積もりが妥当であるのかを判断するのがポイントです。
システム開発見積りの主な費用項目
システム開発時に見積もり対象となる費用項目は、以下の10項目です。
- 要件定義費用
- 設計費用
- UIデザイン費用
- 進行管理費用
- 開発費用
- 導入費用
- 導入支援費用
- 購入費用
- 旅費、交通費用
- 保守費用
要件定義費用とは、開発するシステムの仕様や調整の実現方針を決定する際に発生する費用です。
UIデザイン費用とは、ユーザーから見たシステム画面(UI)を誰でも見やすく使いやすいデザインにするための費用となります。
導入支援費用とは、システムを円滑に利用するために、開発会社が作成するマニュアルや、操作方法の説明会を開催する際に必要な費用です。
そして、完成したシステムに必要なメンテナンス及びバグの修正、機能の改修などを行う保守費用が必要になります。
また、以上の費用以外でも、システム会社から不要な費用や別途必要な費用がある場合がありますので、なにか不審な点がある際はその都度質問し、食い違いが発生しないよう注意しましょう。
システム開発見積もり前の準備
システム開発を依頼しても、開発後に見積もりと金額が大きく変わってしまうことや、想定していた仕様と違いがあるといったトラブルが発生してしまう事があります。
そのようなトラブルを防ぐためにも、しっかり準備しておくことが重要です。
まず「前提条件」をしっかり確認しましょう。
前提条件とは、システム開発の仕様や期間のことです。
どのプログラミング言語を使用するのか、ハードウェアやソフトウェアは何を使うのかなどの仕様をしっかり確認することで、後のトラブルを防ぐことに繋がります。
また、プロジェクトの期間を見積もりに明記することで、見積もりをより正確にすることができます。
システム開発の見積りは費用項目を知った上でチェックしよう
以上、システム開発時の見積もりについてのチェックポイントを解説しました。
開発者によって見積もり方法や金額が変わるため、上記の事柄をしっかり確認することが大切です。
これからシステム開発の見積もり依頼をしたいけど、どこに依頼したらいいかわからないという事業者様は、ぜひEMEAO!にご相談ください。
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!





