Webシステムの基礎知識・仕組みと導入する3つのメリット
公開日:2021.05.12 最終更新日:2021.05.24
この記事では、Webシステムの基礎知識や仕組み、導入メリットについて解説します。
Webシステムの導入を検討している事業者様は、ぜひご一読ください。
Webシステムの基礎知識
Webシステムとは、インターネットを介して利用できるシステムもしくはサービスのことです。
代表例としては、ネットショップやインターネットバンキング、チャットツールなどが挙げられます。
ネット通信を利用し、サーバーとデータをやり取りすることで、成り立つシステムです。
一方、Webシステムと対照的なものとしてスタンドアロン型を挙げることができます。
スタンドアロン型とは、ネット通信を一切利用せず、手元のデバイスだけで完結するシステムのことです。
ExcelやWordなどが代表的なものであり、オフライン状況でも活用できることが特徴です。
スタンドアロン型はネット通信を利用しないため、情報漏えいリスクが激減することがメリットでもあります。
しかし、完全に孤立しているため、システムの活用による業務効率などの恩恵は受けづらいです。
Webシステムの仕組み
Webシステムは、フロントエンドとバックエンドで構成されています。
両者の役割を知ることでWebシステムの仕組みを理解することができるでしょう。
フロントエンドとは
フロントエンドとは、ユーザーがサーバーに対して処理を要求する側のことです。
別名、クライアントサイドと呼ばれます。
わかりやすく表現すれば、デバイス側もしくはブラウザ側となります。
具体的にサーバーの対する要求はブラウザを通じて行われます。
そして、サーバーの返答を受け取り、画面表示処理などを行うのもブラウザの役割です。
バックエンド
バックエンドとは、サーバーサイドで行われる処理のことになります。
一般的に、サービスを利用するユーザーが直接目にすることはできません。
クライアントサイドからの要求をWebサーバーが受け取り、プログラムが適切に処理して返します。
また、要求に応じてデータベースにアクセスし、テーブルを作成したり、データを取得したりするのもバックエンドです。
そのため、データベースもサーバーサイドに含まれるでしょう。
このように、クライアントサイドとサーバーサイドがお互いに情報を通信し合ってWebシステムが成り立っています。
Webシステム導入のメリットとは
導入することで得られるメリットは下記の3つです。
- デバイスを選ばない
- どこからでもアクセスが可能
- メンテナンスがしやすい
それぞれのメリットについて詳しく解説します。
メリット①すべてのデバイスで動作可能
Webシステムは、さまざまなデバイスで利用できることがメリットです。
Webシステムはサーバー上で運用されるため、プラットフォームに合わせて開発する必要がありません。
例えば、ブラウザがインストールされていれば、PCはもちろんのこと、モバイルでも利用することができます。
マルチデバイスに対応させるために苦労することが少ないので、開発者側にとっても大きなメリットとなるでしょう。
メリット②さまざまな場所からアクセスできる
Webシステムのメリットとして、どこからでもアクセスできることが挙げられます。
インターネット接続環境とデバイスが揃っていれば、家の中や会社、外出先など場所に関係なくアクセスすることができます。
そのため、Webシステムは業務効率化やコスト削減など、さまざまな目的で導入されているのです。
メリット③優れたメンテナンス性
メンテナンスがしやすいことも、Webシステムのメリットの1つとなります。
基本的にプロジェクトが管理されている場所はサーバー側の1箇所です。
仕様変更等が生じたとき、ソースコードを変更する部分はサーバー側のみになるため、メンテナンスの負担が少ないでしょう。
Webシステムはネット通信を利用したサービスで導入メリットも多い
以上、Webシステムの基礎知識と仕組み、導入メリットについて解説しました。
Webシステムは、アクセスがしやすくマルチデバイスで動作するため、非常にメリットが多いです。
また、企業が導入することで業務効率化などを推進することもできます。
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!