システム開発で使える代表的な定番のフレームワーク5選
公開日:2021.05.22 最終更新日:2021.05.25
この記事では、システム開発で使用する定番のフレームワークを5つご紹介します。
フレームワークを導入してシステム開発をする予定がある事業者様は、ぜひご一読ください。
システム開発で活用できる代表的なフレームワーク
システム開発において、フレームワークは非常に重要なツールとなります。
ある程度機能などのコードが組まれているため、開発期間・コストを大幅に抑えることが可能です。
今回紹介するシステム開発で活用できる代表的なフレームワークは、以下の5種類です。
- AngularJS
- Ruby on Rails
- Spring
- Vue.js
- TreeFrog
フレームワーク①AngularJS
AngularJSは、Google社が開発・提供しているJavaScriptフレームワークです。
2012年にリリースされてから現在まで多くのシステム開発で使用されています。
AngularJSは、MVWを採用している点が特徴です。
本来、AngularJSはMVCフレームワークの一種ですが、ControllerをWhateverに置き換えてMVWとしています。
MVWの概要は下記の通りです。
- Model(システム処理)
- View(画面)
- Whatever(何でも)
AngularJSはJavaScriptのフレームワークになるため、Webシステムの構築に使うのが一般的です。
HTMLテンプレート機能やルーティング機能、Ajax通信機能などが備わっており、Webアプリ開発に必要な大部分をサポートしています。
フレームワーク②Ruby on Rails
Ruby on Railsは、オープンソースのWebアプリケーションフレームワークです。
RoRやRailsといわれることもあり、クックパッドやグノシーなどもRuby on Railsで構築されたアプリケーションです。
普段からRubyを扱うエンジニアで知らない人は少なく、すでに多くのシステム開発で使われています。
Railsは、シンプルなアプリケーションを高速に作れる点が魅力です。
例えば、データベースからデータを取り出したり、投稿フォームを作成したりすることが簡単に行えます。
そのため、少人数開発や納期の短いシステム開発に使われるケースが多いです。
フレームワーク③Spring
SpringはJavaの代表的なフレームワークで、Webシステム開発やクラウドサービス構築時などに用いられます。
Springはオープンソースソフトウェアなので、無料で使用することができます。
Springの特徴は、プログラム同士の依存性が低いことです。
SpringはDIが重視されており1つ1つのプログラムが独立しているため、ほかのプログラムに依存せずメンテナンス性が高いです。
Springはデファクトスタンダードと言われるほど有名で、参考資料も多く初心者でも足を踏み入れやすいです。
フレームワーク④Vue.js
Vue.jsは、ユーザーインターフェイス構築をサポートするフレームワークになります。
フロントエンドのシステム開発で使用するフレームワークで、システム設計・機能、コントローラーに影響を与えません。
Vue.jsの特徴は、1ページでWebアプリケーションを構成させるSPA開発に向いていることです。
Vue.jsはSPA開発に適しており、最新のWebサービスを構築することができるでしょう。
フレームワーク⑤TreeFrog
TreeFrogは、C++に代表されるフレームワークです。
日本製となっており、フルスタックなアプリケーションフレームワークとして知られ、数々のシステム開発で使われています。
特徴は、多くのデータベースに対応している点です。
例えば、最も有名なMySQLはもちろんのこと、PostgreSQLやODBC、MongoDBなどにも対応しています。
データベースの種類によって仕様や速度が異なるので、数多くの中から選択できる点は魅力です。
システム開発におけるフレームワークは目的によって使い分けよう!
以上、システム開発に定番の代表的なフレームワークを5つ解説しました。
フレームワークを使用することで開発の手間を省くことができるので便利です。
しかし、フレームワークを使いこなすためにはさまざまなスキルと経験が必要になります。
「Web構築をしたいが精通した人材が自社にいない」
「システム開発の全部もしくは一部を外注に依頼したいがいいところが見つからない」
という悩みを抱えている事業者様は、ぜひEMEAO!にご相談ください。
フレームワークを使用した開発経験のある業者を完全無料でご紹介します!
この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!