
システムの運用・保守を行ううえで必要となる費用の目安
公開日:2021.05.19 最終更新日:2021.08.17
この記事では、システムリリース後で必要となる保守の種類と、保守にかかる費用の相場について解説します。
システムの保守がどのようなものか、どれくらいの費用がかかるのかわからない事業者様はぜひご一読ください。
システムリリース後に必要となる保守の種類
システムの保守は、大きく分けてハードウェアの保守とソフトウェアがあります。
また、保守も含めた運用全般をサービス会社に委託する際は、業者や委託するサポート範囲により料金に大きな差があります。
ハードウェアの保守とは
ハードウェアの保守とは、PC本体やデータを保存するハードディスクの故障や不具合を直すものとなります。
サイバー攻撃やウイルスによる故障も考えられるため、迅速な原因調査や復旧作業を行う必要があります。
基本的な保守内容としては、定期的な機器のメンテナンスと不具合・故障時の対応になります。
ソフトウェアの保守とは
ソフトウェアとはコンピュータを動かすためのプログラムのことで、バグやトラブルがあると故障する恐れがあります。
ソフトウェア保守は定期的なシステムアップデートを行い、不具合の原因究明や修正、セキュリティ対策などを行います。
定期的にソフトウェアの保守をしない場合、サイバー攻撃の標的になる可能性があるため、対策を講じる必要があります。
サービス会社に運用を委託する場合
サービス会社に運用や保守を委託する場合、システムの保守だけでなくさまざまなサービスを受けられます。
たとえば、SEO対策やマーケティング運用などがあり、システムを正常に運用するだけでなく売上向上のための施策も任せられます。
ただし、システム保守のみを行う場合より当然かかる費用は高くなります。
システム保守の費用
システム保守にかかる費用は、そのシステムの規模や種類により異なりますが、目安はシステム開発費用の15%程度です。
たとえば、500万の開発費用であれば75万程度になります。
ただし、サービス会社に委託する場合はサポート内容により料金が変わるので、システム開発費用の15%程という目安は通じないケースもあるでしょう。
システム保守の主な費用内訳は以下の通りです。
- ソフトウェア保守費
- ハードウェア保守費
- 通信費
- 外部委託費
システムリリース後は保守が不可欠ですので、開発予算を決定する際は保守費用も必ず含めるようにしましょう。
システム保守を行うコツ
システムの保守は長期的に行っていくため、保守費用を一定期間ごとに見直すことも大切です。
保守運営委託の適正稼働率を指標ごとに数値として算出することにより、見直しがしやすくなるでしょう。
また、サービス会社に委託するサポート範囲を狭めることにより、保守にかかる費用を抑えることもできます。
自社のリソースと保守内容を確認して、自社で行える範囲はサポート範囲から外すということも視野に入れるとよいです。
システム開発の保守費用は開発の段階で計画しよう
以上システムリリース後の保守の種類と費用について解説しました。
システム保守は主にハードウェアとソフトウェアの保守に分けられ、定期的な保守が必須となります。
保守費用は一定期間で見直しをすることにより、無駄なコストを削減することができるでしょう。
システムリリース後の保守と費用についてよくわからない事業者様は、ぜひEMEAO!にご相談ください。
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!





