
マルチエアコンのメリット・デメリット、業務用エアコンとの違いを解説
公開日:2021.03.25 最終更新日:2023.02.24
今回の記事では、業務用エアコンとビル用マルチエアコンの違いについて説明します。
どちらのエアコンを設置すべきかわからないという事業者様は、ぜひご覧ください。
業務用エアコンとビル用マルチエアコンの違いとは
業務用エアコンとビル用マルチエアコンは混同されがちですが、厳密には違います。
大きく分けて3つの違いがあるため、それぞれ見比べていきましょう。
なお、業務用エアコン・マルチエアコンの設置にかかる費用については、以下の業務用エアコンの種類別費用相場をご覧ください。
違い①設置対象
業務用エアコンとビル用マルチエアコンの違いは、設置される場所が異なります。
業務用エアコンの場合、一般的に店舗や事務所などが設置対象になっています。
ビル用マルチエアコンの場合は、3000㎡以上の建物を対象に設置する空調システムのため、主にホテル・病院・大型オフィスビルなどで使用されることが多くあります。
違い②システムの目的
業務用エアコンとビル用マルチエアコンの2つ目の違いは、システムそのもの目的が大きく異なる点が挙げられます。
業務用エアコンは、全てのエアコンが同時運転することができる空調システムです。
ビル用マルチエアコンは、部屋ごとに運転調整することができる空調システムとなっています。
ホテル・病院などではビル用マルチエアコンによって、個室ごとに温度設定をすることで個別に快適な環境を作ることができます。
違い③機能の特徴
業務用エアコンとビル用マルチエアコンの違い3つ目は、それぞれ機能面での特徴に違いがあります。
業務用エアコンの機能
業務用エアコンの機能は、変則的な形の部屋や広い空間をムラなく冷暖房することが可能です。
業務用エアコンは、室外機を電源に接続し室外機から室内機に送電する仕組みになります。
室外機に出力を制御する膨張弁があるため室内機側で出力を調整することはできません。
ビル用マルチエアコンの機能
ビル用マルチエアコンの機能は、同じ空間でも窓側と廊下側で運転状態をアレンジすることができるのも特徴の1つといえるでしょう。
ビル用マルチエアコンでは、室内機と室外機にそれぞれ別の電源が使用されており、室内機が個別に動くようになっています。
さらに、室内機には出力を制御できる膨張弁がついているため、いろいろな種類を選択することができるのです。
業務用エアコンとビル用マルチエアコンの違いは、設置対象とシステム・機能に違いがある
今回は、業務用エアコンとビル用マルチエアコンの3つの違いについて解説しました。
業務用エアコンとビル用マルチエアコンでは、設置対象やシステムの目的・機能に違いがあります。
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この記事を書いた人
竹中 崇紘
EMEAO!編集部員の竹中です。EMEAO!前身サービスのBtoBお問い合わせメディアの営業責任者を経て、 現在はEMEAO!のWebコンテンツの作成を担当しています。 営業で培った経験を活かし、皆様にとって実のある情報を発信していきます!よろしくお願いします。





