販売停止になってしまった業務用エアコンの修理はどうすればよいか
公開日:2021.05.19 最終更新日:2024.07.12
この記事では、販売停止になってしまった業務用エアコンの修理について解説しています。
古いタイプの業務用エアコンを使っている事業者様は、ぜひご一読ください。
販売停止になってしまった業務用エアコンが壊れた場合
業務用エアコンは次々に新しいタイプが販売され、古いタイプのエアコンは順次販売停止されていきます。
業務用エアコンの補修用品は生産終了から10年ほどで保有期間がなくなるため、壊れた際に修理できる部品がないといったケースもあります。
そこで、今回は販売停止になった業務用エアコンの部品交換が不要な場合と必要な場合に分けて修理方法をご説明します。
販売停止の業務用エアコン故障時に部品交換が不要な場合
業務用エアコンは部品交換なしでも修理できることがあります。
代表的なケースとしては、下記の3点です。
- 単純な接触不良
- 汚れ
- 溶接の老朽化
上記のような不具合は、部品交換せずに修理できる可能性が高いといえます。
ただし、部品交換が必要かどうかは、素人の目で判断することが難しいでしょう。
汚れを掃除すれば直るだろうと思っていても、見えない部分で問題が起きていることもあります。
間違った方法で対処したり見過ごしたりすると、故障を引き起こす可能性もあるので注意しましょう。
販売停止になった古い業務用エアコンの不具合時は、専門業者に依頼して判断・適切な処置を施してもらうようにすることが必要です。
販売停止になった業務用エアコンの故障時に部品交換が必要な場合
一般的に業務用エアコンは、販売停止から9〜10年程度で部品交換が困難になります。
販売が終了してから長い期間が過ぎると、メーカー供給の部品が見つからない可能性が高くなります。
そのため、故障や不具合が起こったときにはすぐに問い合わせを行うことが大切です。
なぜなら、販売停止になってからまだ日が浅ければ、部品の在庫が残っている可能性も高いからです。
修理業者に確認して、メーカー供給部品の在庫が見つかれば、それを利用して直してもらえるでしょう。
また、購入した代理店に在庫が残っていない場合でも、修理会社やメーカーに在庫が残っていたり適合する他のパーツが見つかる可能性もあります。
関連記事:業務用エアコンの修理費用と交換費用ではどちらの方がお得なのか?
販売停止となった古い業務用エアコンの不具合でやってはいけないこと
販売停止となった業務用エアコンのほとんどは10年以上が経過しており、あらゆる箇所が劣化しています。
そのため、自身で掃除を行う場合でも適切な対処をしないと火災を引き起こすケースも考えられます。
また、部品交換が必要な場合でも自分たちで似たようなパーツを見つけて修理してはいけません。
場合によっては状況の悪化や、思わぬトラブルに繋がります。
事故やトラブルを避けるためにも、業務用エアコン業者に不具合の原因を特定してもらうことが重要です。
販売停止になった業務用エアコンが故障したときは
以上、販売停止になった業務用エアコンが故障したときの対処について解説しました。
販売停止になった業務用エアコンはかなり古いため、事故やトラブルを避けるためにもまず業者に問い合わせましょう。
部品交換がそもそも必要ない場合や、メーカーに部品の在庫が残っているケースもあるので確認することが重要です。
もし、業務用エアコンの故障でお困りの場合は、発注先紹介サービスEMEAO!へご相談ください。
部品交換が必要な場合も不要な場合も迅速な対応が重要ですが、EMEAO!では素早く最適なサービスを見つけられます。
業務用エアコンの優良おすすめ業者とメーカーを知りたい方はこちらをご覧ください。
業務用エアコンのおすすめ主要国内メーカー6社を比較!優良な販売・設置会社も紹介
地域別におすすめ業者を知りたい方はこちらをご覧ください。
この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!