業務用エアコンの入れ替えに使うワイドパネルの役割とは？

本記事では、天カセ4方向の業務用エアコンによくみられる、ワイドパネルについて解説します。
天井埋込型の業務用エアコン導入をお考えの事業者様は、ぜひご一読ください。

業務用エアコンにおけるワイドパネルとは

業務用エアコンのワイドパネルとは、エアコンを取り付けた際にできる空間を埋めるためのものです。

現在、業務用エアコンは正方形のものが主流になっていますが、以前は長方形の機種がほとんどでした。
そのため、天井の構造により新しいタイプのエアコンに切り替える際には、左右に隙間ができてしまうことがあります。

天井とエアコンの間にある隙間をカバーし、しっかりとはめ込むパーツがワイドパネルです。

なお、ワイドパネルという外付けの固定パネルは天井付近に設置をする機種にだけ備わっています。
より効率良く気流を操作でき、快適な室内環境を作りやすいのもポイントです。

関連記事：天カセエアコンとは？種類や馬力から交換費用の相場まで解説

業務用エアコンにワイドパネルをつけるメリット

業務用エアコンのワイドパネルのメリットは、天井とエアコンの隙間を埋めて見栄えをよくするだけではありません。
ここでは、業務用エアコンにワイドパネルをつける2つのメリットをご紹介します。

メリット①天井補修工事の手間が省ける

業務用エアコンにワイドパネルをつけることで、天井補修の手間を削減することが出来ます。

従来までに使っていた機種と異なる大きさのエアコンを導入する場合、天井とエアコンの隙間を埋めるための補修する作業が必要です。
そこで業務用エアコンにワイドパネルをつけると、天井補修工事をする必要がなくなりコスト削減につながります。

付属効果も高いため、工事するよりもお得であるといえるでしょう。

メリット②汎用性が高い

ワイドパネルの特徴として、さまざまな形式の室内機に対応することができることが挙げられます。

新しい機種のエアコンはもちろん、古い機種のエアコンにも対応できます。
大半の機種に対応できるため、自由にエアコンを選ぶことが可能になります。

そのため、導入するエアコン機種専用のワイドパネルを使用するよりも、各社メーカーが販売している汎用タイプのワイドパネルを導入した方が効率的といえます。

業務用エアコンのワイドパネルは天井とエアコンの隙間を埋めて美しくする

以上、天カセ4方向の送風口を持つエアコンの形状と、ワイドパネルについて解説しました。

業務用エアコンのワイドパネルは、天井とエアコンの隙間を埋めるためのものです。
ワイドパネルを取り付けることで、天井補修の工事の必要がなくコストを抑えられるというメリットがあります。

汎用タイプのワイドパネルなら、古いエアコンから新しいエアコンに交換する際にも、取り外しをせずにそのまま使うことができるので大変便利です。

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