勤怠管理システム導入で失敗しない4つのコツ
公開日:2019.12.11 最終更新日:2020.09.10
働き方改革が叫ばれる昨今、企業が従業員の労働時間を把握および管理する重要性は、ますます高まっています。
また、働き方自体の多様性が進むことにより、フレックス制や変則シフト制など、勤怠管理業務もその多様性に対応するだけの複雑な処理が求められるようになりました。
企業によっては、とても手作業で追いつくものではないでしょう。
勤怠管理システムは、そのような複雑な処理をスムーズに行えるよう、作られています。
しかし、どんなシステムでも万能ではありません。
自社に合ったものを選んでこそ、最高のパフォーマンスが期待できます。
そこで今回は、勤怠管理システム導入で失敗しない4つのコツをご紹介します。
勤怠管理システム導入をご検討中のご担当者様は、ぜひ最後までお読みください。
勤怠管理システム導入で失敗しないための、4つのコツとは?
勤怠管理システム導入で失敗しないようにするには、適切な着眼点を知る必要があります。
以下ではその着眼点を、4つの基本的な選び方のコツとしてご紹介します。
コツ①自社の勤務形態に合った勤怠管理システムを選ぶ
勤怠管理システム導入で失敗しないためには、まず、自社の勤務形態に合った勤怠管理システムを選ぶことが重要です。
シフト制やフレックスタイム制、裁量労働制、夜勤、直行・直帰など、自社が取り入れている働き方に対応できるシステムでなければ、勤怠管理システムは役に立ちません。
自社の事業内容や職種、就業形態や雇用形態などはもちろん、従業員一人一人の働き方をチェックし、自社に合った勤怠管理システムを選びましょう。
コツ②自社の規模に見合った勤怠管理システムものを選ぶ
勤怠管理システム導入で失敗しないためには、自社の規模に見合った勤怠管理システムを選ぶことも重要です。
たとえば、従業員数が少ない企業では、タイムカードやexcelを用いて勤怠管理を行っても、大した業務負担ではないでしょう。
そういった場合、大規模な勤怠管理システムを導入しても、コストが嵩む割に、導入によるメリットを感じることが難しいでしょう。
逆に、従業員数が多い企業で小規模な勤怠管理システムを導入してしまった場合は、自社が必要とする機能が不足していたり、多様性に対応できなかったりして、導入した勤怠管理システムが役に立たないこともあります。
そのため、従業員数が多い企業も少ない企業も、それぞれの規模に見合った勤怠管理システムを選ばなければなりません。
コツ③従業員が使いやすい勤怠管理システムを選ぶ
毎日の出勤、退勤などのデータをシステムに記するのは、一人ひとりの従業員です。
そのため、従業員が使いやすい勤怠管理システムを選ぶことが、勤怠管理システム導入で失敗しないコツの1つとなります。
特に打刻機器は、従業員が使いやすいものでないと打刻ミスが多発し、正確なデータを取れなくなっていますので注意して選びましょう。
コツ④法改正に対応でき、安定して利用できる勤怠管理システムを選ぶ
働き方改革に伴い、労働基準法は年々改正されています。
これら労働基準法に則したアップデートがシステム側で自動的に行われる勤怠管理システムでなければ、その都度新しいシステムを導入し直さなければならないといったことも起こります。
そのため、法改正に対応してアップデートが行われる、安定して長期の利用ができる勤怠管理システムを選ぶことが重要です。
勤怠管理システム導入で失敗しないためには、自社の実態に合ったものを選ぼう
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで、勤怠管理システム導入で失敗しない4つのコツがご理解いただけたと思います。
勤怠管理システム導入で失敗しないためには、自社の実態に合ったものを選ぶことが重要です。
最適な勤怠管理システムを手間なく素早く導入したいならば、ぜひ信頼できる業者に相談すると良いでしょう。
この記事を書いた人
編集部員 M・S
編集部員のM・Sと申します。EMEAO!のコンテンツの取材、編集、ライティングを担当させていただいております。複雑な情報を分かりやすく整理し、忙しい皆様にとって読みやすい記事にまとめてご提供させていただきます!よろしくお願いします!