派遣社員も勤怠管理システムで管理しましょう!
公開日:2019.12.19 最終更新日:2020.09.10
人を雇うと契約に応じた勤怠管理を行う必要がありますよね。
様々な契約形態があるため、勤怠管理についてお悩みの企業様は多いのではないでしょうか?
派遣元企業と自社での兼ね合いがあるため、特に派遣社員の勤怠管理の方法は難しいと言われています。
この記事では、派遣社員を雇用しようとされている企業様に、派遣社員の管理について知っておくべきこと2点と、管理が簡単にできる3つの機能を併せて紹介します。
派遣社員の管理について知っておくべきこと
派遣社員を雇用するにあたり、事前に知っておくべきことを押さえましょう。
①派遣社員の勤怠は派遣元企業と派遣先企業の両方で管理
派遣元企業は派遣社員と雇用契約を結んでいるので、派遣社員の勤怠状況をベースに給与を支給します。
派遣元企業が賃金を正しく出すためには、派遣先の企業である自社で勤怠の状況を厳しく管理することが大切です。
②派遣先企業が管理するべきこと
労働時間
派遣社員の場合は、36協定を派遣元企業で結んでいます。
派遣先企業は、派遣社員が派遣元企業と結んでいる契約の内容を理解し、締結された範囲内に収まるよう労働時間の管理をする義務があります。
休憩の取得
休憩時間の取得も派遣先企業の責任です。
派遣社員と正規雇用社員も休憩時間は同じです。
勤務時間が6時間以上から発生します。
その他、安全面・衛生面の管理やセクハラ防止など派遣先企業で責任を負うことになっています。
派遣社員の勤怠管理に対応した機能は?
派遣社員を雇用するにあたり派遣元企業との兼ね合いがあるため、勤務時間を確実に集計することが大事なことが分かりました。
従来通り紙やタイムカードでの管理を行った場合、実際の勤務時間を派遣元企業が確認するのは1ヵ月後になることも。
もし、勤務時間に間違えがあったときは派遣元企業との照らし合わせや集計の出し直しなどの手間が発生してしまいます。
そうしたリスクを防ぐため、派遣社員の勤怠管理に活用できる機能を3つ紹介いたします。
①スタッフ管理機能
派遣社員の契約情報などの管理・更新と、派遣社員の稼働状況を逐一確認することもできます。
②クライアント管理機能
派遣社員の契約書などの管理・更新と、派遣先の要求、派遣社員の希望条件を確認できます。
③受注管理機能
派遣社員の契約更新日、派遣元企業の案件状況をマネジメントすることもできます。
派遣社員を雇うにあたり3つの勤怠管理機能が役に立ちます
派遣社員を雇用する際は派遣元企業との契約の把握と労働時間の管理が大事です。
労働時間を間違えてしまうと派遣社員・派遣元企業・派遣先企業に負担がかかってしまいます。
そうした事態を防ぐために、勤怠管理システムのスタッフ管理機能、クライアント管理機能、受注管理機能の3つの機能を活用しましょう。
この記事を書いた人
編集部員 岡本
編集部の岡本です。以前はWEBディレクターとして中小企業のホームページ制作のディレクション等をしておりました。ユーザー様の声をきちんとコンテンツの内容や方向性に反映して、より良いメディアに出来るように日々精進してまいります。