フロアコーティングの施工法5種類それぞれの特徴と費用の相場
公開日:2019.09.09 最終更新日:2024.05.14
床を綺麗に保つために、フロアコーティングを行っている建物の管理者様は多いのではないでしょうか?
しかしコーティングの方法は種類によって特徴や価格が異なるため、業者に依頼する際にどれを選べばいいのか分からないという場合もあると思います。
そこで本記事では、代表的な5種類のフロアコーティング方法の特徴や相場を解説します。
床材の寿命を延ばしたいとお考えの建物の管理者様は、ぜひ最後までご覧ください。
また、フロアコーティングを清掃業者に依頼する際は、『定期清掃』として依頼する必要があります。
定期清掃についてよく分からないという場合は、こちらの定期清掃とは何かについてもあわせてご覧ください。
- フロアコーティングの種類
- コーティング方法ごとの価格相場
- それぞれのコーティング方法の特徴
フロアコーティングにはどんな種類があるの?
今回は、清掃業者が一般的に行うフロアコーティング方法を紹介していきます。
これから詳しく解説するコーティング方法は、以下の5種類です。
清掃業者が使用する一般的なコーティング剤
- UVコーティング
- ガラスコーティング
- シリコンコーティング
- ウレタンコーティング
- アクリルコーティング
フロアコーティングの種類ごとの価格相場
フロアコーティングの価格は、コーティングした後の耐久年数や完全にコーティング剤が固まる時間などによって変動します。
コーティング耐久年数が長く、硬化にかかる時間も短ければ、価格相場は高くなっていくという仕組みです。
以下に、それぞれのコーティング方法の大まかな耐久年数や価格相場などをまとめました。
フロアコーティングの種類 | 耐久年数 | 硬化にかかる時間 | 価格相場 (15㎡あたり) |
UVコーティング | 20年~ | 即座に硬化 | 10万円~ |
ガラスコーティング | 20年~ | 2週間 | 10万円~ |
シリコンコーティング | 10~20年 | 1カ月 | 7万円~ |
ウレタンコーティング | 5~10年 | 1カ月 | 3.5万円~ |
アクリルコーティング | 2年~ | 1週間 | 1.5万円~ |
また、最長20年ほどの耐久性をもつシリコンコーティングが同じ耐久性のコーティング方法と比べて少し安い理由は、硬化にかかる期間が1ヵ月とかなり長くなるためです。
フロアコーティング方法の種類ごとの特徴
つづいて、フロアコーティングの方法の種類ごとの詳細な特徴を解説していきます。
フロアコーティングは、種類によって耐久性やツヤの度合いなどが異なってきます。
そのため、次の項目からは耐久性やツヤの度合いなどに注目して各コーティング方法の特徴を紹介します。
UVコーティング
UVコーティングは、耐久年数が20年以上と、もっとも耐久性が高いフロアコーティング方法の1つとして知られています。
価格相場は15㎡あたり10万円以上と比較的高めですが、一度のフロアコーティングで20年持つことを考えると、コストパフォーマンスがよいといえるでしょう。
UVコーティング剤は紫外線を当てると瞬時に硬化するため、業務に支障をほとんど与えずにフロアコーティング塗装を完了できるというメリットもあります。
さらに、他のフロアコーティング方法と比べると、耐熱性、滑りにくさ光沢においても最高ランクとなります。
ガラスコーティング
ガラスコーティングは、UVコーティングと並んで耐久性が高いフロアコーティング方法です。
価格相場は15㎡あたり10万円以上と比較的高めですが、耐久年数が20年以上のためコストパフォーマンスはよいといえます。
UVコーティングと異なり、ツヤの度合いを調整することもできるのでマットな仕上がりにすることが可能です。
ただし、ガラスコーティングを行っている清掃業者は限られているため、対応業者を探すにはひと手間必要になるでしょう。
シリコンコーティング
シリコンコーティングは、耐久年数が10~20年となるフロアコーティング方法です。
仕上がりの光沢が弱めなので、ピカピカ光り過ぎるのは好ましくないという場合におすすめ。
デメリットとしては、硬化するまでの時間が1ヵ月程度かかると、他のコーティング方法と比べると長い点があげられます。
また、ガラスコーティングと同様対応できる清掃業者自体が限られており、対応していたとしても最終的な仕上がりは職人の技量に大きく左右されるケースが多いです。
ウレタンコーティング
ウレタンコーティングは耐久年数が5~10年と比較的短めですが、価格が3.5万円ほどとリーズナブルに設定されています。
ウレタンコーティングはほとんどの清掃業者で対応可能なため、手入れがしやすいというメリットがあります。
またツヤの度合いを自分好みに調整できるため、仕上がりの状態にこだわる場合はおすすめです。
アクリルコーティング
アクリルコーティングは耐塩性が高いという特徴があり、海の近くにある建物に使用するケースが多いです。
耐久性が2年程度とかなり短く、頻繁に塗りなおす必要があります。
しかし、他のコーティング方法と比較して価格相場が安く、硬化にかかる時間も1週間程度と短めであるというメリットがあります。
フロアコーティングは種類によって耐久年数や価格などが大きく異なる!
以上、清掃業者が行う代表的な5種類のフロアコーティング方法について解説してきました。
コーティング方法の種類によって耐久年数や仕上がりのツヤの度合い、価格相場などに大きな差があります。
清掃業者にフロアコーティングを依頼する際は、予算や仕上がり具合、耐久年数などに注目して最適なコーティング方法を選びましょう。
ただし、清掃業者によっては対応できないコーティングもあるため、希望のコーティング方法を行っている業者を探す必要があります。
自分で探すのは手間だと感じる場合は、ぜひEMEAO!までご相談ください!
専任コンシェルジュがご希望のコーティング方法に対応している優良な清掃業者をご紹介します!
EMEAO!がご紹介する業者は第三者機関の審査を通過した業者ばかりなので、安心してお任せいただけます!
清掃の優良おすすめ業者を知りたい方はこちらをご覧ください。
優良おすすめ清掃業者一覧
地域別におすすめ業者知りたい方はこちらをご覧ください。
この記事を書いた人
編集部員 河田
編集部員の河田です。編集プロダクションでの書籍編集の経験を経て、現在はEMEAO!のWebコンテンツ編集・執筆とお客様へのインタビューを担当させていただいています。日々、コツコツと皆さんのお役に立つ情報を発信していきます!よろしくお願いします。