マンションのエントランスにデジタルサイネージを設置するメリット
公開日:2019.09.24 最終更新日:2024.05.14
ディスプレイに広告を映し出す、新しい広告手法「デジタルサイネージ」。
最近では、「マンションサイネージ」とも呼ばれ、マンションのエントランスやエレベーターホールにも設置され始めていることをご存じでしょうか?
そこで本記事では、デジタルサイネージをマンションに設置する5つのメリットをご紹介します。
「入居者により満足してもらいたい」「お知らせや情報などをもっと的確に入居者へ届けたい!」
このような課題を感じられたことのあるマンションオーナー様は、ぜひご一読ください。
マンションにデジタルサイネージを導入する5つのメリット
「そもそもデジタルサイネージとは何?」という方も多いのではないでしょうか。
デジタルサイネージとは、言い換えると「電子看板」。
名前は知らなくとも、街中で見かけたことが一度はあるはずです。
外見は、看板や掲示板がそのままテレビのような薄型の液晶ディスプレイになっているものです。
「コンテンツ」と呼ばれる映像や画像などを映し出すことで集客・告知を行います。
コンテンツは、専用ソフトを使って自分で簡単に作ることもできますし、プロの業者に外注したものを使うという方法もあります。
マンションにおいては、エントランスやエレベーターホールなど入居者の方が日常的に通行する場所へ設置し、従来は掲示板などで行っていた告知をデジタルサイネージで行うという使い方が想定されます。
それでは、マンションにデジタルサイネージを導入する5つのメリットを確認していきましょう。
メリット①面積の制約をうけず、さまざまな情報を掲載できる
マンションの掲示板にお知らせのチラシなどを掲載しようとしても、スペースに限りがあって、すべて貼り切れないということはありませんか?
デジタルサイネージをマンションのエントランスに設置すれば、掲示スペースのお悩みは解消されます!
なぜなら、デジタルサイネージの最大の特徴は、一つのディスプレイでスライドショーや動画(=コンテンツ)を、いくつも映し出すことができるためです。
面積によって発信できる情報が限定されることなく、さまざまな情報を届けられるというメリットがあります。
メリット②目立つので住民の目に入りやすい
紙の掲示物は文字が小さく目立たないため、マンションの共有スペースに掲示していたとしても、重要なお知らせを見逃されてしまうこともあるでしょう。
一方、デジタルサイネージならば、文字を大きくすることもカラー表示することも、動きをつけることもできます。
そもそもが集客・広告用のツールという側面があるため、ディスプレイそのものが目立って光るので、暗い時間帯でも自然と目をひくはずです。
通りがかった人の目に自然と情報が入ってくるため、大切なお知らせや多くの人に参加してほしいイベントなどの情報が従来よりも的確に行き渡るでしょう。
また、情報はすべてディスプレイに表示されるコンテンツになるため、従来の紙の掲示物であった「落書きや紙を破るイタズラ」「強風で掲示物が飛ばされてしまう」というトラブルも起きず、安心して運用できます!
メリット③重要なお知らせをすぐ伝えられる
紙の掲示物の場合、「掲示物を制作して印刷し、マンションのエントランスにある掲示板にスペースを作って貼り付ける」という手間がかかります。
その上で、もし情報に間違いがあったり、新しい情報が入ったりして修正をしたい場合は、また新しく印刷して貼り直すことになります。
しかし、デジタルサイネージでしたら、新しい情報の掲示も、修正も時間をかけずに簡単に行うことができます!
一番安価な「スタンドアロン型」というタイプのデジタルサイネージは、コンテンツをUSBメモリやSDカードに保存して、デジタルサイネージ本体に挿入するだけでコンテンツが放映できる仕組みです。
つまり、印刷の手間やコストを完全に削減することができます。
若干高価にはなりますが、「ネットワーク型」のデジタルサイネージであればさらにスピーディーな運用が可能!
デジタルサイネージ本体がインターネットに接続されているため、自宅のPCでコンテンツを制作し、自宅にいながらインターネット接続を通してコンテンツを配信ができます。
わざわざコンテンツをUSBメモリなどに保存して、本体のところまで持って行く必要もありません。
また、両者の共通点として、修正があればデータの一部を変更するだけでよいので、「印刷し直して古い掲示物を破棄する」という手間も削減できます。
詐欺や不審者、災害、電車の運行など、すぐさまマンションの住民に知らせたい情報を伝えたいときには、特にクラウド型のデジタルサイネージの利用が効果的です。
デジタルサイネージにはどんな種類があるのか、もっと詳しく知りたい!という方は、こちらの記事をご覧ください。
メリット④広告枠を提供すれば広告収入が得られる
デジタルサイネージの応用的な使い方として、広告枠を設けるという方法があります。
「このマンションで広告を配信したい!」という企業を募り、自分のコンテンツ(ここで言うマンションのお知らせ情報)と織り交ぜて広告コンテンツを配信します。
この仕組みにより、自分は広告を掲載する場所(デジタルサイネージ)を提供し、契約企業からは広告掲載料を払ってもらうことで、広告収入が得られるというメリットがあります。
「そうは言っても、マンションのデジタルサイネージに広告を出したい企業なんているのか?」
このようにお考えのオーナー様もいらっしゃることでしょう。
実は広告主にとって、マンションサイネージは魅力的な広告媒体なのです。
なぜなら、住民層に特化した広告を配信すれば、無暗に広告を打つよりも確実な反響が期待できるからです。
また、日ごろ大量のチラシ投函にお悩みではありませんか?
多くの企業がポスティングを行っているということは、やはりマンションはPRを行う場所として効果的であるということなのです。
マンションサイネージの広告枠を買うことは、オーナー様の許諾を得ている広告であるということなので、広告主にとっても、広告を見る入居者の方にとっても安心感のある広告になるという側面もあります。
デジタルサイネージの取り扱い業者によっては、広告主の斡旋サービスを行っている場合もあるので、興味のある方は業者に相談してみましょう。
メリット⑤入居者とオーナーや管理会社との連絡がスムーズに
「インタラクティブ型」と呼ばれるデジタルサイネージは、タッチパネルなどの多彩な機能があります。
最大の特徴は、一方的な情報発信ではなく、デジタルサイネージを通したコミュニケーションがはかれるという点です。
インタラクティブ型を導入すれば、住民からのマンションに関する簡単な問い合わせがデジタルサイネージ上で完結できます。
例えば、「ゴミ出しのスケジュール」「よくある質問」といったコンテンツを作って、住民はタッチパネルで目的の質問事項をタッチすれば、管理会社に問い合わせることなく疑問を解消できます。
別個で問い合わせフォームを設置すれば、条件が特殊な質問や、クレームなどをデジタルサイネージを通して管理会社に送ることができます。
インタラクティブ型のデジタルサイネージを設置すれば、「電話しても担当者が不在だったので伝えられない」という入居者の不満も、「いちいち電話で答えなければならない」という管理側の不満も解消されます。
デジタルサイネージはマンションの管理業務をよりスムーズに、効率的に行える設備
マンションにデジタルサイネージを導入するメリットがたくさんあることを、ご理解いただけたでしょうか?
従来の紙の掲示物にみられたデメリットをカバーでき、より効果的かつ効率的に住民とコミュニケーションをとることができるのがデジタルサイネージの強みです。
魅力を感じられたマンションオーナー様は、ぜひデジタルサイネージの導入を検討してみてください。
「さっそく、うちのマンションにもデジタルサイネージを導入したい!」
と思われたマンションオーナー様は、ぜひEMEAO!にお問い合わせください。
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この記事を書いた人
編集部員 河田
編集部員の河田です。編集プロダクションでの書籍編集の経験を経て、現在はEMEAO!のWebコンテンツ編集・執筆とお客様へのインタビューを担当させていただいています。日々、コツコツと皆さんのお役に立つ情報を発信していきます!よろしくお願いします。