STBとは?デジタルサイネージにおける4つの役割を紹介
公開日:2019.09.27 最終更新日:2024.09.02
デジタルサイネージのコンテンツ表示機器としてのSTBは、一般的なSTBと異なりさまざまな機能が搭載されています。
事業者様のなかには、デジタルサイネージのSTBがどのようなものか、そもそも『STB』が何か分からない方も多いと思います。
そこで今回はデジタルサイネージの『STB』の概要と、どんな働きをするものなのかをご紹介します。
デジタルサイネージのコンテンツ表示機器のお悩みの事業者様は、ぜひご一読ください。
- STBとはどのような機器か
- デジタルサイネージにおけるSTBの役割
そもそも、STBって一体何なの?
STBとは、セットトップボックス(Set Top Box)の略です。
一般的に、テレビに接続することでコンテンツを表示することができる機器のことを指します。
近年は、デジタルサイネージ用のSTBも販売されており、ディスプレイに内蔵されているタイプもあります。
デジタルサイネージ用のSTBにはどんな役割があるの?
ではSTBには、具体的にはどんな役割があるのでしょうか。
ここでは代表的な4つの役割をご紹介していきます。
役割①コンテンツ配信
デジタルサイネージを設置する際、ディスプレイがあるだけではコンテンツを配信することはできません。
そこで、ディスプレイとSTBを接続することで、コンテンツの配信をすることが可能になります。
ただし、デジタルサイネージの再生機器として活用できるのはSTBだけ、というわけではありません。
PCやUSBメモリー、ドングルレシーバー、スティックPCなど、さまざまな機器がコンテンツの再生機器として使われています。
関連記事:デジタルサイネージを活用するうえで必要な周辺機器3種
役割②モニターの電源管理
STBの機種によっては、起動していないときはディスプレイを自動でオフにするなど、モニターの電源を自動管理をする役割も持っています。
また、電源をオンにすると同時に、あらかじめ設定されていたコンテンツを表示させるという機能が搭載されていることもあります。
電力の節約にもなるので、コストが気になる場合におすすめの機能といえます。
役割③スケジュール管理
STBの機能には、再生スケジュール通りにディスプレイにコンテンツを流せるものもあります。
つまり、どのコンテンツをいつ、どれくらいの時間再生するかをはじめに設定してしまえば、自動で時間通りにコンテンツを表示してくれるというわけです。
タイムセールや期間限定のコンテンツ配信の場合には、スケジュール管理ができるSTBのほうがよいでしょう。
役割④レイアウト管理
STBの機種にもよりますが、ディスプレイをゾーン分けして、画面上のどの位置にコンテンツを表示させるかを決める役割もあります。
例えば、メインの部分には動画を、サブ画面には補助説明となる静止画やテキストを表示させるといったことができます。
ゾーン分けのレイアウト設定なども複数の候補から選ぶことが可能なため、効果的なコンテンツの表示の仕方を考えられます。
デジタルサイネージにおけるSTBは、コンテンツの配信や電源管理などさまざまな役割を担っている!
以上、STBの概要とデジタルサイネージにおける役割について解説してきました。
デジタルサイネージにおいてコンテンツ配信をするための再生機器はSTB以外にもいくつか種類があります。
しかしSTBは他のコンテンツ再生機器とは異なり、電源や再生スケジュールの管理などコンテンツ配信以外の役割も果たしてくれるというメリットがあります。
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この記事を書いた人
編集部員 河田
編集部員の河田です。編集プロダクションでの書籍編集の経験を経て、現在はEMEAO!のWebコンテンツ編集・執筆とお客様へのインタビューを担当させていただいています。日々、コツコツと皆さんのお役に立つ情報を発信していきます!よろしくお願いします。