社内で新型コロナウイルス感染者が出た場合の対応手順
公開日:2021.06.29 最終更新日:2021.07.12
この記事では、社内で新型コロナウイルス感染者が出た場合の対応手順について解説します。
万が一社員に感染者が出た場合に早急に対応したいと考えている事業者様は、ぜひご一読ください。
社内に新型コロナウイルス感染者が出た時の4つの手順
新型コロナウイルスは誰がいつ感染してもおかしくありません。
もしもの時に正しい対応が行えるように、社内に新型コロナウイルス感染者が出た時の4つの手順をご紹介します。
あくまでも「陽性判定が確定してから」行動に移すようにしてください。
手順①濃厚接触者の確認
事業主は社内外の濃厚接触の有無を確認し、保健所に報告を協力する必要があります。
社員のプライベートの詮索は行わず、業務時間内のみの行動を感染者本人や周囲の社員にヒアリングしましょう。
プライベートの行動は保健所などの専門家が行い、総合的に濃厚接触者かどうかを判断します。
手順②社内外への報告
ヒアリングで取引相手にも濃厚接触が確認できた場合には、速やかに取引相手にも連絡しましょう。
別途保健所からも取引相手にも連絡が入るため、その旨を伝えておくとスムーズな対応が可能です。
社内報告では、感染者のプライバシーに考慮しながら、濃厚接触者や事業継続の有無・今後の方針などを伝えるようにしましょう。
情報が錯そうしないよう、報告を行う担当者を決めるとよいです。
手順③陽性判定3日以内に社内消毒を行う
社内外への報告が完了したら、感染拡大を防ぐために、陽性判定3日以内に社内清掃・消毒を行ってください。
基本的には専門業者に消毒・除菌作業を依頼するほうがよいですが、社内で消毒する場合は担当者が感染しないように完全防備し、作業開始1時間前から換気を行いましょう。
消毒方法としては、消毒用アルコールや次亜塩素酸ナトリウムで共有部分を清掃することが効果的です。
手順④感染者に対して仕事復帰のフォローアップ
感染者の自宅療養等が解除されて職場復帰が決まったら、心理的なフォローを意識しましょう。
感染者は、「迷惑をかけてしまった」と後ろめたい気持ちから、精神的な負担が大きいケースが十分に考えられます。
スムーズに仕事復帰ができるように、社員にはエビデンスに基づいた説明を行い、感染の可能性がないことを理解してもらいましょう。
社内で新型コロナウイルス感染者が出た場合はスピーディかつ慎重な対応が重要
以上、社内で新型コロナウイルス感染者が出た場合の対応手順について解説しました。
社内で新型コロナウイルス感染者が出た場合は、濃厚接触の確認を行い速やかに社内外へ報告をしましょう。
その後、感染者の陽性判定3日以内に社内の消毒・除菌作業を行うことが重要です。
また、感染者がスムーズに社内復帰できるように、社内でのフォローを行う必要があります。
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この記事を書いた人
編集部員 城下
EMEAO!編集部員の城下です。雑誌編集者と人材コーディネーターの勤務経験を生かし、現在はWebコンテンツの作成を担当しています。業者選定ガイドでは真っ白でクリーンな情報を届け、皆様にとって有益な知識の溢れるお城となるようなメディアを目指します。よろしくお願いします!