電子帳簿保存法に対応する3つのメリットを解説
公開日:2020.01.15 最終更新日:2020.09.11
電子帳簿保存法は1998年に初めて制定された法律です。
規制が厳しい法律でしたが、2018年の改正でA4サイズ以下の領収書の保存ができるように緩和されました。
規制が緩和されてからは、多くの企業が取り入れるようになった電子帳簿保存法。
まだ、導入されていない企業様に向けてメリットを3つ解説いたします。
- 電子帳簿保存法に対応する3つのメリット
電子帳簿保存法に対応する3つのメリット
電子帳簿保存法に対応して、領収書を電子化すると経営者・経理担当者にメリットがあります。
ここからは、領収書を電子化するメリットを解説していきます。
メリット① 領収書を保存する環境の安全性が向上する
電子帳簿保存法に対応すると、領収書をデータとして保存することができます。
社内に保存していると、保管用のファイルで保管場所を確保する必要があります。
保管場所に困るだけでなく、経年劣化で印字が読めなくなってしまったり、破損させてしまったり、災害時に全てなくなってしまう危険性も。
電子帳簿保存法へ対応することでバックアップが取れるので、領収書が紛失したり、破損したりするリスクを軽減することができます。
メリット② 税務調査や会計監査などに対応しやすくなる
領収書を電子化すると、税務調査や会計監査を行う際に領収書を検索しやすくなります。
今までは、会計監査や内部統制で領収書を確認するとなると、指名された経理担当者が帳簿をめくって領収書を探していました。
また、税務調査の際は企業側の経理担当者が国税関係書類を探す必要がありました。
電子帳簿保存法に対応すると、マニュアルさえあれば誰でも探している領収書の検索ができるようになります。
経理担当者が書類を探す手間と時間が削減できます。
メリット③ 残業代を削減できる
領収書を電子化すると、業務効率化の向上につながります。
業務効率が上がると残業時間と残業代が減ります。
紙のまま領収書を保存していると、ファイリングとファイルを移動させる時間、領収書の突き合わせなど領収書の管理に関わる業務に時間がかかることも。
領収書をデータ化すると、物理的な業務がなくなるため浮いた時間で業務ができるはずです。
日々の細々とした業務が多い経理部の、残業代に悩んでいる経営者様へ助けになるでしょう。
電子帳簿保存法に対応すると残業代を削減できるなどのメリットがあります
電子帳簿保存法に対応すると、メリットが3つあります。
- 領収書を保存する環境の安全性が向上する
- 税務調査や会計監査などに対応しやすくなる
- 残業代を削減できる
電子帳簿保存法に対応して領収書を電子化すると、領収書の管理に関わる細かい業務が自動化され、第三者が見てもすぐに検索ができるように整います。
また、業務改善につながるため残業代を削減できるメリットがあります。
電子帳簿保存法に対応していない企業様は、電子化に対応することをぜひご検討ください。
この記事を書いた人
編集部員 岡本
編集部の岡本です。以前はWEBディレクターとして中小企業のホームページ制作のディレクション等をしておりました。ユーザー様の声をきちんとコンテンツの内容や方向性に反映して、より良いメディアに出来るように日々精進してまいります。