経費精算システムを使いこなそう!会計ソフトとデータ連携できます
公開日:2019.12.11 最終更新日:2020.07.20
経費精算システムの利便性は、経費の申請者と承認者の入力・確認の手間の削減にとどまりません。
会計ソフトと連携させることで、さらに大きなメリットを得ることができます。
経費精算システムと会計ソフトの違いについては、下記の記事もご覧ください。
今回は、経費精算システムの導入をお考えの方へ向けて、他ツールとの連携でより便利に活用する方法をお伝えいたします。
経費精算システムと会計ソフトの連携で得られるメリット
経費精算システムには、申請・承認された経費のデータを項目ごとに自動で仕訳けてCSVファイルに変換する機能がついているものがあります。
経費精算システムと会計ソフトの連携とは、一般的には「経費精算システムで自動生成されたデータを会計ソフトに読み込ませる」ということを指します。
経費精算システムのデータを会計ソフトに読み込ませることによって、どのようなメリットがあるのか? ということを解説していきます。
会計ソフトへの精算項目の入力がミスなく一瞬で!
経費精算システムと会計ソフトを連携させることにより、担当者の入力作業を省略することができます。
会計ソフトは、従来の会計作業と比較すると見違えるほどに作業を簡略化してくれるツールです。
しかし、担当者が伝票や請求書を見て一件一件手入力をし、ミスのないよう注意しなければならないという点ではやはり担当者に負担がかかってしまいます。
経費精算システムで自動生成されたデータを会計ソフトへ連携させることで、仕分けられた申請内容がそのまま反映されます。
経費精算システムのデータを使用しているため、入力ミスや計算ミスの心配もありません。
今まで手作業で確認や入力を行っていた業務を自動で済ませることができます。
経費精算システム・会計ソフトの選び方
経費精算システムの自動仕分機能でまとめたデータを会計ソフトに読み込ませることにより、入力業務の省略が可能になります。
それでは、それぞれどのようなツールを選べばよいのでしょうか。
2つのパターンで解説いたしますので、自社の環境と照らし合わせてお読みください。
どちらも導入していない場合
経費精算システムと会計ソフトのどちらも自社にない場合は、
自社にとってどちらをより早く導入すべきかということを考えましょう。
例えば、先に経費精算システムの導入を考えた場合は、自社で使用するシステムが決まったら連携に対応している会計ソフトを調べましょう。
残念ながら、すべての会計ソフトと経費精算システムが連携可能というわけではありません。
メーカーによっては、経費精算システムと会計ソフトの両方をリリースしています。
同一メーカーで揃えると相性がよく、より互換性の高い使用感が期待できます。
また、会計ソフトに経費精算の機能がついている場合もあります。
そのような場合は、ひとつのツールを導入するだけで両方の機能が使えるため、コスト的にもメリットが大きいでしょう。
経費精算システムの選び方については、下記の記事もご覧ください。
会計ソフトを既に導入している場合
会計ソフトを既に自社で利用しており、経費精算システムを導入していないという場合は、まずはお使いの会計ソフトのメーカーで経費精算システムを販売していないかを調べましょう。
同一メーカーでの販売がない場合は、現在使用している会計ソフトに対応している他社製品の経費精算システムを探してみましょう。
近年では他社製品と互換性のあるツールも多くあるため、現行のツールを買い替えることなく他社製品との連携が可能です。
経費精算システムと会計ソフトの連携機能で、入力や振り込みの手間を省こう
今回は、経費精算システムと会計ソフトの連携によって得られるメリットと、メリットを得るためのツールの選び方について説明いたしました。
自社にとって経費精算システムと会計ソフトを導入する判断材料となりましたでしょうか?
経費精算システムの自動仕分けデータを会計ソフトと連携させることにより、会計ソフトへの品目の手入力の手間を削減することができます。
また、転記ミスを防ぎ確実な会計が可能となります。
経費精算システムの導入の際には、ぜひ会計ソフトとの連携もご検討ください。
この記事を書いた人
編集部員 城下
EMEAO!編集部員の城下です。雑誌編集者と人材コーディネーターの勤務経験を生かし、現在はWebコンテンツの作成を担当しています。業者選定ガイドでは真っ白でクリーンな情報を届け、皆様にとって有益な知識の溢れるお城となるようなメディアを目指します。よろしくお願いします!