優良決済代行業者が行っているセキュリティ対策のうち主な4つを紹介

クレジットカード決済の導入に決済代行サービスを利用すれば、自社で顧客の機密情報を取り扱わずに済みます。
しかし、決済代行業者の中には、セキュリティ対策の甘い業者もいることをご存じでしょうか？

そこで本記事では、優良な決済代行業者がクレジットカード決済で行っている4つのセキュリティ対策を紹介します。
セキュリティ対策の万全な決済代行業者を選びたい事業者様は、ぜひ参考になさってください。

関連記事：決済代行会社の失敗しない選び方とは？EMEAO!業者選定ガイド【決済代行】

優良決済代行業者はどのようなセキュリティ対策を行っている？

決済代行業者を選ぶときに確認したい、クレジットカード決済におけるセキュリティ対策は、以下の4つです。

ここからは、それぞれがどのような仕組みのセキュリティ対策なのか、一つひとつ解説していきます。

セキュリティ対策①PCI DSS

PCI DSS （Payment Card Industry Data Security Standard）とは、クレジットカードの国際ペイメントブランド5社（JCB・VISA・American Express・マスターカード・Discover）によって作られた、セキュリティの国際的な基準です。

PCI DSSでは、クレジットカード情報の漏えいや不正使用を防ぐための方法が詳しく決められています。
この方法にきちんと従っているかどうかの厳しい審査が、決済代行業者に対して行われます。
PCI DSSに準拠している決済代行業者は、クレジットカード情報保護のためセキュリティ対策ができているといえるでしょう。

セキュリティ対策②3Dセキュア

3Dセキュアとは、利用しようとしているクレジットカードが本人のものかどうかを認証するサービスです。

3Dセキュアに対応すると、クレジットカード番号を入力した際に、パスワードを基とした本人認証が行われます。
そして、この本人認証をクリアできない場合は決済ができません。
3Dセキュアを利用すれば、偽造カードや盗難されたカードが使用できない仕組みを作ることができます。

セキュリティ対策③SSL

SSLとは、Web上のデータを暗号化し、第三者に情報を盗み見されるリスクを回避するための仕組みです。

SSLによって、ECサイトで入力された顧客のクレジットカード情報を安全に守ることができます。
また、決済情報の改ざんなどのリスクも低減することができます。

セキュリティ対策④セキュリティコード

セキュリティーコードとは、ネットショップでクレジットカード決済を行うときに、セキュリティ保護のために入力するコードのことです。

３桁の数字で、クレジットカードの裏面に印字されており、カードの磁気情報の中に書かれていない情報です。
そのため、コードの入力を求めることで、決済時に実際に手元にクレジットカード本体があるかどうかを確認できます。

カード情報が第三者に盗まれる経路は、磁気情報を盗む「スキミング」や、カードの番号の規則性を利用して計算を加えて情報割り出す「クレジットマスター」があります。

セキュリティーコードに対応することで、スキミングやクレジットマスターなどによる情報漏えいを防ぐことができます。

セキュリティ対策のしっかりしたクレジットカード決済代行業者を選ぼう！

いかがでしたでしょうか？
この記事を読んでいただくことで、クレジットカード決済代行業者の取り得るセキュリティ対策がご理解いただけたと思います。

決済代行業者がクレジットカード決済において取り得るセキュリティ施策は「PCI DSS」「3Dセキュア」「SSL」「セキュリティコード」の4点です。
決済代行業者を利用してクレジットカード決済を導入する場合は、この4つをしっかりと行っている業者か事前によく確認しましょう。
また、決済代行業者によっては、自社サイトに上記対策を行っている旨を掲載している場合があります。

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