センサー付き防犯カメラを効率的に活用する最適な設置場所
公開日:2019.09.05 最終更新日:2024.05.14
動体検知機能や人感センサーを搭載した防犯カメラを活用することで、人がいない時間帯の撮影映像がなくなりチェックする時間が大幅に削減できるというメリットがあります。
しかし、設置場所によってはせっかくの機能がうまく生かせないこともあるので、注意が必要です。
そこで今回は、センサー付防犯カメラについてと、おすすめの設置場所について解説していきます。
効果的にセンサー付防犯カメラを活用したい事業者様は、ぜひご一読ください。
また、防犯カメラ自体の導入費用はこちらの防犯カメラの導入・運用・設置にかかる費用相場をご確認ください。
動体検知機能付防犯カメラとは?
防犯カメラにおける動体検知機能とは、人や動物などの動くものが確認されてから録画を開始する機能のことです。
たとえば、貴重品が盗まれたことが判明したので防犯カメラの録画データをチェックすることになったとします。
普通の防犯カメラを設置している場合、具体的な日時が分かっていなければ何日もの録画データをチェックする必要があり、膨大な時間がかかります。
しかし動体検知機能付き防犯カメラを設置していた場合は、人が現場に近づいた時だけを抽出したデータを確認できるため、チェックの手間を大幅に削減できます。
また、防犯カメラのなかには、人やモノが動く数秒前からの録画データを残すタイプもあり、トラブルの前後の流れを知ることが可能となります。
動体検知機能付防犯カメラのおすすめの設置場所
動体検知機能付防犯カメラの場合、動くものがある場合は録画を開始し、動くものがないときはスタンバイモードの状態になるものがほとんどです。
そのため、普段人通りのない歩道や閉店後の店舗などに設置すると、効率的に録画をすることができます。
対して、営業時間帯の店舗やオフィスの中など、常時人があふれかえっている場所の撮影は、常に動くものを検知してしまうため効果は半減していしまいます。
普段から人通りがある場所に関しては、通常の録画モードにして、人通りが少なくなる時間帯に動体検知機能をオンにするといった撮影をしたほうがよいでしょう。
人感センサー付防犯カメラとは?
防犯カメラの人感センサー機能は、人熱センサー機能とも呼ばれ赤外線や超音波、可視光によって温度変化を検知し、録画機能を作動させる機能です。
人や動物にはもちろん、車など気温との温度差が大きいものにも反応するため、カメラを使用する際は気温差の少ない屋内や狭いスペースでの使用が適しています。
防犯カメラに搭載されている人感センサーの多くは、赤外線を検知して撮影を開始します。
人感センサー機能付防犯カメラのおすすめの設置場所
人感センサー機能付カメラは、検知できる距離が平均2~3mと非常に狭いというデメリットがあります。
そのため、建物の出入り口やガレージなど、特に気になる場所の撮影をピンポイントで録画するのに適しています。
また、気温と人の体温の差が小さいとセンサーが誤作動を起こすこともあるため、気温が上がりやすい場所以外への設置をおすすめします。
センサー付防犯カメラは動くものや熱を感じて自動で撮影を開始する
以上、動体検知機能や人感センサー機能のついた防犯カメラの特徴と、おすすめの設置場所について解説してきました。
防犯カメラのセンサーは、主に動体検知機能と人感センサーに分けられどちらも人の接近を検知して自動で撮影を開始するという機能です。
動体検知機能は人や車、動物などの動くものを、人感センサーは人の熱を検知して撮影を開始しますが、設置場所を誤ると効果が半減どころか全く意味がなくなってしまうこともあるので注意が必要です。
2つのセンサーの特徴を知って、自社に設置する際にどちらが適しているかを考えて機種を選びましょう。
なお、センサー付防犯カメラにはさまざまな機種がリリースされており、機種選びに頭を悩ませる事業者様も多いと思います。
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この記事を書いた人
編集部員 河田
編集部員の河田です。編集プロダクションでの書籍編集の経験を経て、現在はEMEAO!のWebコンテンツ編集・執筆とお客様へのインタビューを担当させていただいています。日々、コツコツと皆さんのお役に立つ情報を発信していきます!よろしくお願いします。