企業が独自の販売管理システムを開発するメリットとデメリット
公開日:2021.05.24 最終更新日:2021.08.17
この記事では、販売管理システムを開発するメリットとデメリットを解説します。
販売管理システムの開発を検討している事業者様は、ぜひご一読ください。
販売管理システムとは
販売管理システムとは、受注から納品までにおいて商品とお金の流れを管理するシステムのことです。
販売管理システムは、商品の注文から在庫管理・入金チェックなどの流れを一元管理することが可能です。
販売管理・在庫管理・購買管理が統合されているため、別々に管理する必要がありません。
また、いつ何が売れたのかというようなデータは自動で記録されるため、経営戦略にも活用できるでしょう。
販売管理システムに搭載されている機能は下記の通りです。
- 受注管理
- 在庫管理
- 出荷管理
- 請求管理
- 購買管理
販売管理システムを開発するメリット
販売管理システムはパッケージのものもありますが、自社に合わせてシステム開発を検討される方もいると思います。
そこで、販売管理システムを開発する3つのメリットを解説します。
メリット①ヒューマンエラーの防止
1つ目のメリットは、ヒューマンエラーの防止に役立つことです。
手作業で受注情報をExcel等で管理している場合、誤入力をして管理してしまう可能性があります。
また、請求書においても手入力の場合、誤った金額を入力してしまうこともあるでしょう。
人為的なミスで思わぬトラブルが発生することは多く、できるだけ避けたいと考えるのが一般的です。
販売管理システムを導入すれば多くの業務を自動化できるため、人為的なミスが少なくなります。
また、システムによってはアラート機能が内蔵されており、不自然な数値が入力されたとき本当に正しいか知らせてくれます。
そのため、商品を多く発注しすぎてしまうというようなミスも回避することができるでしょう。
メリット②業務の効率化
販売管理システムの大きなメリットとして、大幅に業務が効率化されることが挙げられます。
販売管理システムを導入すると見積書の発行や在庫管理を自動化できます。
また、在庫管理においても注文が入ると総数からその分が自動で減ります。
今まで手作業で行っていたことが自動化されるので、業務の効率化を期待できるでしょう。
また、業務効率化によって人件費のコストカットも実現できます。
メリット③経営の改善ポイントが見つけやすい
販売管理システムは一連の流れを管理するため、経営上の改善点が見つけられやすいこともメリットの1つです。
販売管理システムを導入することで、販売関連の業務工程の見える化が実現できます。
これにより、店舗の売上状況や在庫管理状況を可視化することが可能です。
経営状況を分析することができたり、そのデータをもとに改善点を模索することができたりするため経営にも良い影響をもたらします。
販売管理システムのデメリット
販売管理システムはメリットも多いですが、もちろんデメリットもあります。
販売管理システムを開発する主なデメリットは、大きく2つあります。
デメリット①コストがかかる
1つ目のデメリットは、開発コストがかかることです。
販売管理システムの開発には多大な費用がかかり、運用していくために定期的に保守費用が必要です。
そのため、開発するためにはある程度の予算を確保しなければなりません。
しかし、開発することでコスト以上の効果を得られる可能性もあるので、費用対効果を考えて開発に着手しましょう。
デメリット②効果が得られるまでに時間がかかる
販売管理システムを開発したからといって、短期間で大きな効果を得ることは難しいです。
まず、販売管理システムの開発に時間がかかり、導入後はスムーズに運営ができるまでに一定の期間が必要です。システムの説明やレクチャーをしたりして、社内に浸透させるための取り組みを行いましょう。
販売管理システムは業務効率化と人為的なミスの削減に役立つ
以上、販売管理システムを開発するメリットとデメリットを解説しました。
開発することでヒューマンエラー防止や業務効率化など、さまざまなメリットを獲得することができます。
そのため、商品販売をしている企業は、開発して導入するのがおすすめです。
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!